愛の水中花(松坂慶子) 1979年(昭和54年)

今回ご紹介する1979年(昭和54年)のヒット曲は、松坂慶子さんの「愛の水中花」です。
「愛の水中花」は、1979年(昭和54年)7月1日発売された松坂慶子さんのシングルです。作詞:五木寛之さん、作曲・編曲:小松原まさしさんとなっています。

松坂慶子さんの「愛の水中花」と言えば、当時、かなり話題になりましたよね。
特にあのバニーガールっぽい衣装は憶えていますよ。でも、ウサ耳と尻尾は無いんですよね。

あなた、よくそこまで覚えてますよね。
「愛の水中花」ですが、松坂慶子さん主演の、ドラマ木曜座「水中花」の主題歌です。ドラマの中で、松坂慶子さんは高級クラブでバニーガール姿のコーラスガールという役だったのであの格好なんですよね。
また、作詞は、「水中花」の原作者である五木寛之さんが担当しています。
オリコンヒットチャートでは、最高2位を獲得するなど大ヒットとなりました。

なるほど、バニーガールの役じゃなくて、コーラスガールの役なんだね。
しかも、あの五木寛之さんが作詞してるんだね。知らなかったよ。

余談ですが、松坂慶子さんは、マリリン・モンローの「帰らざる河」を意識してこの「愛の水中花」のレコーディングに臨んだそうです。
ちなみに、「帰らざる河(River of No Return)」は、1954年のアメリカ映画で、ロバート・ミッチャムとマリリン・モンローが主演です。主題歌「帰らざる河」は映画音楽史に残る名曲とされています。

マリリン・モンロー「帰らざる河」

マリリン・モンローが好きなので、色々と映画も見ているんだけど、この「帰らざる河」のマリリン・モンローもとっても素敵なんですよね。
松坂慶子さんは、このマリリン・モンローを意識した訳なんだね。

余談続きで申し訳ないですが、2017年には、京都府警察が「愛の水中花」の替え歌として「サギの流行歌」を作成しています。
聞いてみると、なかなか良くできていますよ!

京都府警察「サギの流行歌」

確かに完成度高いかも!良くできてる。
しかし、あの「愛の水中花」がこんな形でまた世に出て来るとは…

色々な形で歌い継がれていくのも有りかもですよ。
それでは、松坂慶子さんの「愛の水中花」をどうぞ!

1979年(昭和54年)のヒット曲「愛の水中花」松坂慶子

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1979年(昭和54年)

  • インベーダー・ゲームが大流行
  • 福岡国際マラソンで瀬古利彦さんが優勝
  • 広島カープが初の日本一
  • サーフィン・ブーム
  • 第2次石油危機
  • 東京で先進国首脳会議が開催
  • 第1回国公立大学共通1次試験を実施(受験者32万7,163人)

1979年(昭和54年)のヒット曲ランキング

  1. 夢追い酒 (渥美二郎)
  2. 魅せられて (ジュディ・オング)
  3. おもいで酒 (小林幸子)
  4. 関白宣言 (さだまさし)
  5. 北国の春 (千昌夫)
  6. ガンダーラ (ゴダイゴ)
  7. YOUNG MAN (西城秀樹)
  8. チャンピオン (アリス)
  9. みちづれ( 牧村三枝子)
  10. カメレオン・アーミー (ピンク・レディー)
  11. いとしのエリー (サザンオールスターズ)
  12. カリフォルニア・コネクション (水谷豊)
  13. HERO~ヒーローになる時、それは今 (甲斐バンド)
  14. 銀河鉄道999 (ゴダイゴ)
  15. きみの朝 (岸田智史)
  16. 花街の母 (金田たつえ)
  17. モンキー・マジック( ゴダイゴ)
  18. セクシャル・バイオレットNo.1 (桑名正博)
  19. ビューティフル・ネーム (ゴダイゴ)
  20. いい日旅立ち (山口百恵)