今回ご紹介する1977年(昭和52年)のヒット曲は、紙ふうせんの「冬が来る前に」です。
「冬が来る前に」は、1977年(昭和52年)11月1日にシングル・リリースされた紙ふうせんの楽曲です。作詞:後藤悦治郎さん、作曲:浦野直さん、編曲:梅垣達志さんとなっています。
紙ふうせんの「冬が来る前に」は好きな曲ですよ。歌い出しは、「坂の細い道を 夏の雨にうたれ 言葉さがし続けて 別れた二人♪」でしたよね。
個人的には、秋から冬になる頃になると、いつもこの曲を思い出してしまいますね。特別に何か思い出がある訳じゃないんだけど、メロディラインが脳裏に染み付いている感じの曲です。
紙ふうせんの「冬が来る前に」ですが、オリコンランキングでは最高4位、レコード売上45万枚を超える大ヒットとなりました。
そう言えば、紙ふうせんのお二人ってご夫婦だったっけ?
そうですね。後藤悦治郎さんと平山泰代さんはご夫婦で、元々は1970年代前半に活躍したフォークグループの赤い鳥のメンバーです。赤い鳥と言えば、サッカー日本代表チームの応援歌として有名な「翼をください」などがありますよね。
1974年(昭和49年)に赤い鳥が解散した後は、紙ふうせん、ハイ・ファイ・セット、ハミング・バードと別々のグループで活躍されています。
お二人は、赤い鳥のメンバーだったんですね。
フォーク畑出身ってことなんだろうけど、個人的には、この「冬が来る前に」は、ハードな感じのアレンジで好きなんだよね。
赤い鳥解散後、後藤悦治郎さんと平山泰代さんご夫妻は、紙ふうせんを結成して関西を中心に活動していたそうですが、シングル4曲を発表したものの大きなヒットとはならなかったようです。そのような中で作った「冬が来る前に」をコンサートで演奏したところ、反響もよかったことで、1977年(昭和52年)11月にシングルとして発売したという流れのようです。
「冬が来る前に」が、ヒットして良かったですね。
「冬が来る前に」ですが、発売されるとラジオを中心に大ヒットとなり紙ふうせんの知名度は全国区となりました。
また、「冬が来る前に」は日本の学校の音楽の教科書に掲載されていて、合唱曲の定番となっているんだそうですよ。
昔の合唱曲って、正直、つまらないのばっかりだったけど、今は色々あっていいよね。音楽の授業も楽しそうだ。
ホント、羨ましいですよね。
では、紙ふうせんの「冬が来る前に」をどうぞ!
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1977年(昭和52年)出来事
- エルヴィス・プレスリーが死去(42歳)
- キャンディーズが解散宣言(「普通の女の子にもどりたい」)
- 王貞治さんが通算756号のホームランを打ち世界記録を樹立、第1回国民栄誉賞を受賞
- 樋口久子さんが全米女子プロゴルフ選手権で日本人初優勝
- 映画「ロッキー」が大流行
- スナックのカラオケが大ブーム
1977年(昭和52年)テレビドラマ・アニメ
- 赤い激流
- 赤い絆
- ヤッターマン
- あらいぐまラスカル
- 一発貫太くん
1977年(昭和52年)ヒット曲ランキング
- 渚のシンドバッド(ピンク・レディー)
- 青春時代 (森田公一とトップギャラン)
- ウォンテッド (ピンク・レディー)
- 勝手にしやがれ (沢田研二)
- 昔の名前で出ています (小林旭)
- 雨やどり (さだまさし)
- カルメン’77 (ピンク・レディー)
- S.O.S (ピンク・レディー)
- 失恋レストラン (清水健太郎)
- フィーリング (ハイ・ファイ・セット)
- 北の宿から (都はるみ)
- 帰らない (清水健太郎)
- 星の砂 (小柳ルミ子)
- ペッパー警部 (ピンク・レディー)
- あずさ2号 (狩人)
- 津軽海峡冬景色 (石川さゆり)
- スカイ・ハイ (ジグソー)
- 愛のメモリー (松崎しげる)
- 赤い衝撃 (山口百恵)
- イミテイション・ゴールド( 山口百恵)