今回ご紹介する1979年(昭和54年)のヒット曲は、浜田省吾さんの「風を感じて」です。
「風を感じて」は、1979年(昭和54年)7月1日にリリースされた浜田省吾さん7枚目のシングルです。作詞:浜田省吾さん、三浦徳子さん、作曲:浜田省吾さん、編曲:水谷公生さんとなっています。
浜田省吾さんの存在を知ったのは、この「風を感じて」でした。曲の全部は憶えていないんだけど、サビの「It’s so easy. 走りだせよ~♪ Easy to be happy. 風の青さを~♪」ってところは憶えてるよ。確か、カップヌードルのCMソングじゃなかったっけ?
そうです!浜田省吾さんの「風を感じて」ですが、日清食品のカップヌードルのCMソングとして起用され、オリコンチャート最高25位、売上10.2万枚のスマッシュヒットになりました。
カップヌードルを初めて食べたのがいつだったかは覚えていないんだけど、このCMは憶えているよ。あ~、なんか急にカップヌードルを食べたくなってきたw
「風を感じて」が発売される前から、浜田省吾さんにはCMソングのタイアップ話はいくつも持ち掛けられていたそうなんです。ただ、そのほとんど全部がボツになって、最後に来た依頼が、このカップヌードルだったそうですよ。
浜田省吾さんは、デビューから、ずっと不遇の時代が続いていたんだよね。
それが、この「風を感じて」で、世に認知されるようになったから、後の名曲の数々に私たちも触れることができたって見方もできるよね。
ただ、この「風を感じて」をリリースするにあたっては、日清食品がスポンサーを務める番組に出演しなくてはならないという取り決めがあったようなんです。
その関係で「夜のヒットスタジオ」や「ヤングおー!おー!」に出演しています。
※画像は、ブーとマーのブログ様からお借りしました。
この回の「夜ヒット」はリアルに見た記憶があるかも!
「夜のヒットスタジオ」や「ヤングおー!おー!」に出演できるってことは、全国に顔を売れるってことで浜田省吾さんにとっても良かったんじゃないのかな。
どうなんでしょうね。後に、浜田省吾さんがこの時のことを、「ワンハーフ(1番とサビ一つの2分くらい)を歌うための拘束時間は10時間ぐらいだった」と話しているようですから、あんまり良い印象を持っていないんじゃないすかね。
確かに、たった2分を歌うために10時間も拘束されるって大変だもんね。
実際、浜田省吾さんは、これ以降はテレビ出演していないんですよね(その後、2001年にNHKの特番に出演しています)。
Wikipediaの情報ではテレビ地上波出演は4回のみのようです。
テレビに出演したがらないアーティストがいるのも理解できる気がするね。
結果的に、浜田省吾さんの場合は、テレビに出ないからこそライブが唯一会えるチャンスみたいな感じになるのかもしれないね。
浜田省吾さんは、元々ライブが有名ですからね。
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1979年(昭和54年)
- インベーダー・ゲームが大流行
- 福岡国際マラソンで瀬古利彦さんが優勝
- 広島カープが初の日本一
- サーフィン・ブーム
- 第2次石油危機
- 東京で先進国首脳会議が開催
- 第1回国公立大学共通1次試験を実施(受験者32万7,163人)
1979年(昭和54年)のヒット曲ランキング
- 夢追い酒 (渥美二郎)
- 魅せられて (ジュディ・オング)
- おもいで酒 (小林幸子)
- 関白宣言 (さだまさし)
- 北国の春 (千昌夫)
- ガンダーラ (ゴダイゴ)
- YOUNG MAN (西城秀樹)
- チャンピオン (アリス)
- みちづれ( 牧村三枝子)
- カメレオン・アーミー (ピンク・レディー)
- いとしのエリー (サザンオールスターズ)
- カリフォルニア・コネクション (水谷豊)
- HERO~ヒーローになる時、それは今 (甲斐バンド)
- 銀河鉄道999 (ゴダイゴ)
- きみの朝 (岸田智史)
- 花街の母 (金田たつえ)
- モンキー・マジック( ゴダイゴ)
- セクシャル・バイオレットNo.1 (桑名正博)
- ビューティフル・ネーム (ゴダイゴ)
- いい日旅立ち (山口百恵)