みずいろの雨(八神純子) 1978年(昭和53年)

今回ご紹介する1978年(昭和53年)のヒット曲は、八神純子さんの「みずいろの雨」です。
「みずいろの雨」は、1978年(昭和53年)9月5日に発売された八神純子さんの5枚目のシングルです。作詞:三浦徳子さん、作曲:八神純子さん、編曲:大村雅朗さんとなっています。

「みずいろの雨」と言えば、「あぁ~、みずいろの雨~、私の肩を抱いてつつんで~降り続くのぉ~ぉ~ぉ~♪」だよね。八神純子さんのパワフルな歌声が印象的な曲でした。

八神純子さんは、どちらかと言えば小柄な女性ですが、歌はパワフルですよね。
さて、「みずいろの雨」ですが、オリコンランキング最高2位、シングルセールスは60万枚の大ヒットとなりました。

「みずいろの雨」は八神純子さんの曲の中では最大のヒット曲ですよね。
個人的には、「思い出は美しすぎて」の方が好きなんですけどね。

まぁ、あなたの好みは置いといて、八神純子さんの話によると、原宿の歩道橋で不意に閃いて「みずいろの雨」を作ったのだそうですよ。
※画像は、たまプロ新聞様からお借りしました。

写真は、原宿駅がまだ旧駅舎の時代に歩道橋の上から撮影したんだね。ここを歩いているときに「みずいろの雨」のメロディが閃いたんだ。今は、新駅舎になって歩道橋も無くなっているから、当時の面影を辿ることはできないんだよね。残念!

そう言えば、漫画「NANA」の中にも原宿の歩道橋の話がありましたよね。

ハチがたまたま表参道を歩いているところ、タクミから電話がかかってきて…というシーンですよね。覚えてますよw

話を「みずいろの雨」に戻しますと、八神純子さんは、前作で「さよならの言葉」というシングルをリリースしているのですが、オリコン最高位67位、売上1.9万枚と低迷してしまい、歌手引退も考えるまでに追い詰められたのだそうです。
そんな中、岩崎宏美さんの声を想定して書いた曲を「自分で歌ってみたところ、とても評判が良くレコーディングとなった」というのが、今回ご紹介している「みずいろの雨」なんです。

「みずいろの雨」は、岩崎宏美さんを想定して作った曲なんだね。初耳です。
でも、それがめでたくヒットして良かったよね。
そうそう、この曲のヒットで八神純子さんをテレビで見かける機会も増えたんだけど、あの「ピーッ!」って音を出す、首から下げているの何だっけ?

あれは、「サンバホイッスル」ですね。八神純子さんと言えば、ピアノ弾き語りをしながら「サンバホイッスル」を吹くというスタイルでしたよね。

そうそう!「サンバホイッスル」だったね。

元々、「サンバホイッスル」は、サンバの演奏に使われた楽器ですが、八神純子さんが「みずいろの雨」や「ポーラー・スター」などで使ったことで、「サンバホイッスル」の知名度を高めたと言っても良いでしょうね。

それでは、八神純子さんの「みずいろの雨」を聞いてみましょう!

1978年(昭和53年)の「みずいろの雨」八神純子

1978年(昭和53年)ヒット曲

順位曲名歌手名売上枚数
1位UFOピンク・レディー155.4万
2位サウスポーピンク・レディー146.0万
3位モンスターピンク・レディー110.2万
4位君のひとみは10000ボルト堀内孝雄91.9万
5位微笑がえしキャンディーズ82.9万
6位透明人間ピンク・レディー80.0万
7位カナダからの手紙平尾昌晃・畑中葉子70.0万
8位Mr.サマータイムサーカス65.2万
9位時間よ止まれ矢沢永吉63.9万
10位わかれうた中島みゆき62.7万