今回ご紹介する1968年(昭和43年)のヒット曲は、ステッペンウルフの「ワイルドでいこう!( Born to Be Wild)」です。
「ワイルドでいこう!( Born to Be Wild)」は、ステッペンウルフの3枚目のシングル曲であり、1968年(昭和43年)のデビューアルバム「ステッペンウルフ」からシングルカットされました。
50年以上も前の曲だけど、今でも色々なところで耳にするよね!
「ボ~ン、トゥビ~、ワ~~イルド♪」ってね!
ステッペンウルフ(Steppenwolf)は、1967年(昭和42年)に結成されたロックバンドで、バンド名は、ヘルマン・ヘッセの小説「荒野のおおかみ(Der Steppenwolf)」から名付けられたとされています。
ヘルマン・ヘッセは、ドイツの作家で、「車輪の下」が有名だよね!
多分、読んだことはあったかと…
「ワイルドでいこう!( Born to Be Wild)」は、映画「イージー・ライダー」の冒頭で主人公らがバイクで疾走するシーンに使われたことでも有名ですね。
タイトルは知らなくても、聞いたことがある人は多いんではないでしょうか。
映画「イージー・ライダー」は何度か見た覚えがありますよ。
この映画を見てバイク乗りに憧れた時期がありましたね。とは言え、今でも免許は持ってないけど…。
「イージー・ライダー(Easy Rider)」は、1969年(昭和44年)公開のアメリカ映画(日本では1970年に公開)で、ピーター・フォンダとデニス・ホッパーによるアメリカン・ニューシネマの代表作なのです。
若き日のジャック・ニコルソンも出てたよね。
今では怪優ジャック・ニコルソンみたいに言われるけれど、ほんと演技が上手で大好きなんだよね~
ところで、アメリカン・ニューシネマってよく聞くけど、どういうこと?
アメリカン・ニューシネマというのは、1960年代後半から1970年代半ばにかけてアメリカで巻き起こった若者層を中心とした反体制的な人間の心情を綴った映画のムーブメントのことです。
当時のベトナム戦争の影響だよね。
「アメリカン・ニューシネマ」の代表作品には、実在の銀行強盗であるボニーとクライドの人生を描いた「俺たちに明日はない」やこの項でも取り上げた「イージー・ライダー」などがあります。
アメリカン・ニューシネマって悲劇的な結末が多いよね。
この「イージー・ライダー」もそうだけど…。
見終わって、スッキリとか元気になれるんじゃないので、あんまり好きじゃないかな…。
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1968年(昭和43年)出来事
- 3億円強奪事件
- メキシコオリンピック開幕
- グルノーブルオリンピック開催(冬季)
- 川端康成氏 ノーベル文学賞受賞
- 霞が関ビル完成(高さ147メートル)
- 週刊少年ジャンプが創刊
- 深夜ラジオ、オールナイト・ニッポン開始