今回ご紹介する1971年(昭和46年)のヒット曲は、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」です。
「天国への階段(Stairway to Heaven) 」は、イギリスのロックグループ、レッド・ツェッペリンの代表曲で、1971年(昭和46年)に発表されました。ジミー・ペイジとロバート・プラントによる共作となっています。
ロック史上に残る名曲のひとつですね~
ジミー・ペイジは1970年中頃に、「静かに始まって徐々に盛り上がってゆく長い曲」という曲の構想を明らかにしていたそうですよ。
頭の中では、かなりイメージが出来上がっていたんだろうね。
この「天国への階段」ですが、ロック界以外の音楽業界からも評価が高く、クラシック界の巨匠カラヤンは「完璧」と絶賛していたんだそうです。
カラヤンって名前は知ってるけどね~
オーケストラの指揮者だよね?
まぁ、私もクラシックは全く分からないのですが、カラヤンは、20世紀のクラシック音楽界において最も著名な人物のひとりで、日本では「楽壇の帝王」と称されていたんだそうですよ。
「天国への階段」に話を戻すと、ローリング・ストーン誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・ソング500」と「オールタイム・グレイテスト・ギター・ソングス100」に於いて、それぞれ31位と8位にランクインしています。
また、2023年4月12日、アメリカ議会図書館より、永久保存録音物として全米録音資料登録簿へ登録されることが発表されました。
まぁ、めっちゃ有名ですからね~
ステージ演奏に当って、ジミー・ペイジはダブルネック・ギター(特注のギブソン・EDS-1275)を使用しているのでも有名ですよね。

エレキギターって1本でも重いのに、ダブルネックのこんなん肩から下げてたら、めっちゃ肩凝るよ!ライブ終わったら、肩パンパンやで!
「天国への階段」の冒頭部のアコースティックギターによるアルペジオは、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のリフと並んで誰もがコピーするほど有名ですね。
そうそう、昔は、楽器屋で試し弾きをしている人がいっぱいいたよね。
ギター雑誌にもTAB譜が載ってたりしたんで、よく練習した記憶があるよ。自称、ギター小僧…?
実は、この「天国への階段」ですが、2016年にアメリカのバンド「スピリット」のギタリストの遺産管財人から、オープニングコードがスピリットの1968年の楽曲「Taurus」から盗まれたものだと主張し、著作権侵害で訴えられたんです。
→盗作されたとする「Taurus」を聞いてみる
まぁ、似てると言えば、似てるような気もするし、似てないと言えば、似てないという気もするし、どうなんだろ?
その後、2020年10月5日、上訴を受けた連邦最高裁判所は盗作ではないとの判断を示し、原告敗訴の判決が確定しました。
法律上、盗作ではないことが確定したんだね。
「胸いっぱいの愛を」は、歌詞が著作権問題で訴えられてたよね。
そっちは、事実上、認めた形で終わってったと思うので、1勝1敗ってところかな?