「おくさまは18歳」は、本村三四子さん作の少女漫画で、テレビドラマ版は、1970年(昭和45年)9月29日から1971年(昭和46年)9月28日までTBS系列で全53回が放送されました。
もとむら みよこさんって読むのね…
テレビドラマ版のキャストは、主人公:高木(志村)飛鳥:岡崎友紀さん、高木哲也:石立鉄男さん、海沼先生:寺尾聰さんなどです。
石立鉄男さんと言うと、「ワ~カメ、好き好きピチピチ~♪」のカップラーメンのCMか「パパと呼ばないで」の「お~い、ち~ぼう」のイメージしかない!
「おくさまは18歳」は、「週刊マーガレット」に1969年(昭和44年)8月より1970年(昭和45年)8月まで連載されましたが、ラブコメディの典型的なスタイルを生み出した作品と言われています。また、漫画版ではアメリカのカレッジ「スイートピー学園」が舞台となっています。
へぇ~、ラブコメ大好きやけど、その典型的なスタイルは「おくさまは18歳」なんだね~
ドラマ版のあらすじですが、主人公の飛鳥は高校三年生の18歳なのですが、病床にある祖母に花嫁姿を見せるために、父親同士が決めた婚約者・高木哲也と結婚することになり、哲也の勤める北辰学園に転校することになります。
18歳で結婚か~ しかも、「父親同士が決めた婚約者」ってことは「許嫁」ってことだよね。きっともう死語だろうけど…
しかし、学園長は二人の事情を認めつつも、同じ学校の教師と生徒が婚姻関係にあるのは問題があるとして、二人の関係を秘密にすることを厳命するんですね。しかも、もしばれたら哲也は即刻解雇、飛鳥も同様に退学だと約束までさせられるんです。
ほほ~ん。なるほど!で、どうなるの?
かくして哲也は表向きは独身となり、毎日のように司書の小山先生や渋沢先生、女生徒たちからもアタックされてしまうのでした。飛鳥はそんな哲也をやきもきしながら見守るが、自分も男子生徒たちの人気の的となり、担任の男性教諭・海沼からも慕われてしまう始末…
あ~、なるほど、典型的なパターンだ~
で、どうなるの?めっちゃ気になってきた!
二人は学校でもプライベートでも常に波乱に巻き込まれるのでした!ちゃんちゃん!
何だか、「おくさまは18歳」見てみたくなってきた!
「おくさまは18歳」は、現在でも知名度の高い人気作品のため、再放送も多くされています。また、ソフト化もされておりこれまでにVHSビデオ・LD・DVD版が全話分発売されていますよ。注文しますか?
い、いや…大丈夫です。
ちなみに、「おくさまは18歳」は、放送が始まると同時に人気を獲得し、最高視聴率33.1%を記録しています。また、主演の岡崎友紀さんは1970年度テレビ大賞新人賞を受賞しました。
最高視聴率33.1%って凄いね!
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1970年(昭和45年)出来事
- 日本万国博覧会(大阪万博)開幕
- よど号ハイジャック事件発生
- ザ・ビートルズ解散
- ボーリング・ブーム
- 日本初の歩行者天国が銀座、新宿、池袋、浅草で実施