今回ご紹介する1969年(昭和44年)のヒット曲は、ザ・ドリフターズの「ドリフのズンドコ節」です。
「ドリフのズンドコ節」は、ザ・ドリフターズの楽曲で、3枚目のシングルです。1969年(昭和44年)11月1日にリリースされました。
「ズンズンズンズンズンズンドッコ♪」「ズンズンズンズンズンズンドッコ♪」ってやつだよね。
一節ごとに「パパヤ」というムードコーラス風の合いの手が入ります。
確かに入ってるね!
で、「ドリフのズンドコ節」は、「海軍小唄」の替え歌になります。
オリジナルじゃないんやね。まぁ、元歌を知らんけどね~
軍歌に分類されることもありますが、実際は戦地に赴く男たちの本音を歌った俗謡でです。
へ~、そうなんだね~
「ドリフのズンドコ節」ですが、1番から6番まであり、1番を加藤茶さん、2番を仲本工事さん、3番を高木ブーさん、4番を荒井注さん、5番をいかりや長介さん、6番をメンバー全員で歌っています。
へ~、6番まであるんだ~
多分、全部は聞いたことが無いと思うけど…
「ドリフのズンドコ節」は、1970年(昭和45年)の「第12回日本レコード大賞」で「大衆賞」を受賞しているんですよ。また、この年から始まった「日本歌謡大賞」の「放送音楽賞」も受賞しています。
意外と言っては失礼やけど、ちゃんと賞も取ってるんだね。
志村けんさんがドリフターズに加入後「志村けんバージョン」も発売されています(シングル「ゴー・ウェスト」のB面に収録)。
ドリフターズって、実はちゃんとしたバンドだったんだよね?
その通りです。
1966年(昭和41)のビートルズ日本武道館公演の前座を務めたんですよ。
当時は「いかりや長介とザ・ドリフターズ」という名前でした。
コミックバンドかとばかり思ってたけど、ビートルズの日本武道館公演の前座ってめっちゃ凄いやん!
その「いかりや長介とザ・ドリフターズ」の音楽的な「司令塔」ともいえたのが、実は、当時24才の仲本工事さんでした。
実は、ちゃんと譜面の読み書きもできたそうですよ。
音楽の中心が仲本工事さんだったって、なんか意外だわ~
体操の上手なお兄ちゃんってイメージだったんだけど、音楽も凄かったんだね。
1969年(昭和44年)ヒット曲
順位 | 曲 名 | 歌手名 |
---|---|---|
1位 | いいじゃないの幸せならば | 佐良直美 |
2位 | 夜明けのスキャット | 由紀さおり |
3位 | どしゃぶりの雨の中で | 和田アキ子 |
4位 | 長崎は今日も雨だった | 内山田洋とクールファイブ |
5位 | 黒ネコのタンゴ | 皆川おさむ |
6位 | 夜と朝のあいだに | ピーター |
7位 | ドリフのズンドコ節 | ザ・ドリフターズ |
8位 | 今日でお別れ | 菅原洋一 |
9位 | 禁じられた恋 | 森山良子 |
10位 | 白いブランコ | ビリー・バンバン |