今回ご紹介する1970年(昭和45年)のヒット曲は「手紙」です。
「手紙」は、1970年(昭和45年)7月5日に発売された由紀さおりさんのシングル曲で、作詞:なかにし礼さん、作曲・編曲:川口真さんとなっています。
由紀さおりさんの「手紙」ね~、懐かしい曲だよね~
「死んでもあなたと~、暮らしていたいと~、今日までつとめた~この私だけど~、二人で育てた~♪」って曲だよね。
結構、覚えていますね!
その「手紙」ですが、6週連続1位、1970年(昭和45年)度年間6位となる大ヒットになり、この曲で、由紀さおりさんは「第12回日本レコード大賞」の歌唱賞を受賞しています。
へ~、そんなに売れたんだ?
そうなんですよ。
シングルレコードの売上枚数は約70万枚となっています。
大ヒットですな!
また、由紀さおりさんは、大晦日の「第21回NHK紅白歌合戦」でもこの「手紙」を歌い、前年の第20回に続いて2年連続出場を果たし、以降1970年代の紅白常連歌手となりました。
確か、「夜明けのスキャット」がその前なのかな?
「夜明けのスキャット」は1969年(昭和44年)発売なので、確かに「手紙」の前ですね。
後年、テレビ番組で、「この曲がヒットしたことにより私もやっと(夜明けのスキャットだけの)一発屋でなくなってホッとした」ともコメントされているそうですよ。
ちなみに、「スキャット」って何のこと?
スキャットマン・ジョンは知ってるけど…
スキャット とは、ジャズやポップスなどで使われる歌唱法のひとつで、例えば「シャバダバ」「ドゥビドゥバ」「パヤパヤ」「ルルル」といったような音声をメロディーにあわせてアドリブ的に歌うことだそうです。
なるほど!Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Boだね!
それね!
しかしさ、「手紙」の歌詞でさ、「死んでも~あなた~と~、暮らしていたいと~♪」って歌うちゃん。でも、よ~く考えてみたら、めっちゃ怖いんだけど!
まぁ、歌の世界のことですからね…