時代(中島みゆき) 1975年(昭和50年)

今回ご紹介する1975年(昭和50年)のヒット曲は、中島みゆきさんの「時代」です。
「時代」は、1975年(昭和50年)12月に発売された中島みゆきさん2作目のシングルです。作詞・作曲:中島みゆきさん、編曲:船山基紀さんとなっています。

中島みゆきさんの「時代」は好きな曲だな~
「今はこ~んな~に悲~しくて~、涙も涸れはてて~♪」だよね。
デビュー曲だとばかり思っていたけど違ったんだね。

中島みゆきさんですが、1975年(昭和50年)9月発売の「アザミ嬢のララバイ」がデビュー曲のようです。

あ~、「アザミ嬢のララバイ」ってありましたね~ 曲はあんまり覚えてないんだけど、タイトルが印象的で覚えています。

「時代」ですが、1975年(昭和50年)10月のヤマハ音楽振興会主催の「第10回ポピュラーソングコンテストつま恋本選会」と「第6回世界歌謡祭」にてグランプリを受賞しています。

この当時は、ヤマハの「ポプコン」と「世界歌謡祭」ってやってましたね。

「第10回ポピュラーソングコンテストつま恋本選会」のグランプリは中島みゆきさんの「時代」でしたが、次点の優秀曲賞のひとつは、因幡晃さんの「わかって下さいい」でした。

因幡晃さんの「わかって下さい」も覚えてるよ~

「時代」ですが、グランプリを受賞したこともあり、売上20万枚超のヒットとなっています。

「時代」って、めちゃくちゃ売れたって印象はないんだけど、凄く印象に残っている曲なんだよね。

実は、「第10回ポピュラーソングコンテストつま恋本選会」でグランプリ受賞後のアンコールの際に、中島みゆきさんは、ギター一本で「時代」を披露したみたいです。当時の「ポピュラーソングコンテスト」としてはオーケストラを使わないで歌唱するというのが異例だったため、バッシングが相次いだんだそうです。

へ~、そんなのアーティストの自由じゃないの?今の時代じゃ当たり前みたいだけど、50年も前は違ったってことなんだろうね。

中島みゆきさんがギターだけで歌ったのには理由があって、ヤマハの創設者である川上源一にさん「あなたはすごい詞を書く。将来、詞で勝負するようなアーティストに育ってほしい。できれば、大音量をバックにするよりも、ギター一本で歌ったほうが、あなたの詞が人々に伝わると思います」という言葉に中島みゆきさんが感銘を受けたからなのだそうです。

ヤマハの創設者が言うんだからさ、周りもとやかく言うなよって感じだねw

1975年(昭和50年)のヒット曲「時代」中島みゆき

1975年(昭和50年)ヒット曲

順位曲名歌手名売上枚数
1位昭和枯れすゝきさくらと一郎99.5万
2位シクラメンのかほり布施明87.9万
3位想い出まくら小坂恭子79.4万
4位時の過ぎゆくままに沢田研二79.1万
5位港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカダウン・タウン・ブギウギ・バンド77.7万
6位ロマンス岩崎宏美77.1万
7位22才の別れ70.8万
8位心のこり細川たかし70.7万
9位我が良き友よかまやつひろし70.1万
10位冬の色山口百恵52.9万