今回ご紹介する1971年(昭和46年)のヒット曲は、渚ゆう子さんの「京都慕情」です。
「京都慕情」は、ザ・ベンチャーズが日本で発表した楽曲で、1970年(昭和46年)12月1日に渚ゆう子さんがカバーし、シングルとして発売、大ヒットしました。作曲:ザ・ベンチャーズ(ジョン・ダリル、ジェリー・マギー、メル・テイラー、ドン・ウィルソン)、作詞:林春生さん、編曲:川口真さんとなっています。
ここもまたベンチャーズなんですね!
1970年(昭和45年)発売だけど、12月なのでここでは1971年(昭和46年)に入れてますってことね。
そういうことです!
で、「京都慕情」ですが、ザ・ベンチャーズのインストゥルメンタル曲で、「京都の恋」に続く「京都シリーズ」の第2弾として発表されました。
渚ゆう子さんの「京都の恋」もめっちゃ良かったですよね。
個人的には、「京都の恋」の方が好きかな?
近年のザ・ベンチャーズのコンサートでは、欧陽菲菲さんがカバーしたことで有名な「雨の御堂筋」との2曲メドレーで演奏されることもあるようですよ。
「雨の御堂筋」もベンチャーズですよね。京都と言い、御堂筋と言い、ベンチャーズの曲をカバーした楽曲は、何故か関西が多いよね。
確かにそう言われればそうだけど、作詞を担当した林春生さんが、関西が好きだったとか、住んでいたとか言うような理由なのかもしれませんね(ご本人は島根県のご出身)。でも、正直、その理由は分かりません!
まぁ、良く分からないけど、そんなところにしときましょ。
「京都慕情」ですが、外国人による作曲ながら、和の情緒溢れる雰囲気で大ヒットとなりました(オリコン最高2位)。
確かに、和風って感じがするよね。
渚ゆう子さんですが、「京都慕情」で第22回NHK紅白歌合戦に初出場しています。この時は、舞妓の姿で歌唱したそうですよ。
昔から、京都と言えば舞妓さんのイメージだよね。
渚ゆう子さんは大阪の出身なんですけどね。