雨の御堂筋(欧陽菲菲) 1971年(昭和46年)

今回ご紹介する1971年(昭和46年)のヒット曲は、欧陽菲菲の「雨の御堂筋」です。
「雨の御堂筋」は、1971年(昭和46年)9月5日に発売された欧陽菲菲さんのデビューシングルです。作詞:林春生さん、作曲:ザ・ベンチャーズ、編曲:川口真さんとなっています。

「こ~ぬか~、雨降る、御堂筋~♪」って曲だよね!
「小ぬか雨ふる」を「来ぬか雨ふる」だとずっと思ってたよ…

「雨の御堂筋」ですが、元々は、ザ・ベンチャーズが日本で発表したシングルで、欧陽菲菲さんがカバーし大ヒットしました。
ちなみに、ベンチャーズ版は、「Stranger in Midosuji」というタイトルです。

ベンチャーズ版:雨の御堂筋(Stranger in Midosuji)

また、御堂筋というのは、大阪の梅田からなんばまでを南北に貫く、全長4.4kmの道路のことで、美しい銀杏並木とビル群による街並みは、大阪を代表するメインストリートとして有名です。

大阪に住んでいる頃は、御堂筋もよく通ったなぁ~
ところで、「雨の御堂筋」って、ベンチャーズの曲だったんだ~!知らなかった~!

大阪市の御堂筋を舞台にしたご当地ソングとしても有名で、歌詞には、本町、いちょう並木、梅田新道、心斎橋などが登場します。

大阪に住んでたことがあるからその地名は知ってるよ。しかし、初めて御堂筋に行ったときに、欧陽菲菲さんの「雨の御堂筋」を思い出して、「ここが御堂筋か~」って思ったよ。それぐらい、俺にはインパクトを与えた曲ってことやね。

オリコンのシングルチャートで週間1位を、連続9週間獲得、売上枚数は約136万枚を記録しています。

「雨の御堂筋」は、ミリオンヒットなんだね!
しかし、欧陽菲菲さんって、歌い方はパワフルだし、でも、決して日本語が上手いとは思わないんだけど、めっちゃ惹きつけられるだよね~

ちなみに、欧陽菲菲さんは、1949年生まれ、台湾の出身です。

台湾もい~ところなんだよね~
台北で、三か月ぐらい暮らしたことがある。

あなた、色んなところで暮らした経験があるですね。
で、欧陽菲菲さんですが、1971年(昭和46年)に「雨の御堂筋」で第13回日本レコード大賞新人賞を受賞、1972年(昭和47年)には「雨のエアポート」で日本有線大賞を受賞しています。
また、1983年(昭和58年)に「ラヴ・イズ・オーヴァー」で第25回日本レコード大賞ロング・セラー賞を受賞しています。

「ラヴ・イズ・オーヴァー」もえ~歌だよね~

1971年(昭和46年)「雨の御堂筋」欧陽菲菲

1971年 邦楽ヒット曲 ランキング

順位曲名歌手名売上枚数
1位わたしの城下町小柳ルミ子110.3万
2位知床旅情加藤登紀子102.8万
3位また逢う日まで尾崎紀世彦92.8万
4位傷だらけの人生鶴田浩二77.9万
5位ナオミの夢ヘドバとダビデ66.6万
6位よこはま・たそがれ五木ひろし60.6万
7位花嫁はしだのりひことクライマックス60.5万
8位雨のバラード湯原昌幸55.5万
9位望郷森進一54.5万
10位さらば恋人堺 正章52.9万