年下の男の子 (キャンディーズ) 1975年(昭和50年)

今回ご紹介する1975年(昭和50年)のヒット曲は、キャンディーズの「年下の男の子」です。
「年下の男の子」は、1975年(昭和50年)2月21日に発売されたキャンディーズの5枚目のシングルです。作詞:千家和也さん、作曲・編曲:穂口雄右さんとなっています。

初めてキャンディーズを知った曲ですね!
「真~赤な林檎を頬ばる~、ネ~イビーブルーのTシャツ~♪」ってね。

「年下の男の子」ですが、オリコンチャートで9位を獲得、キャンディーズにとって初のヒットとなりました。シングル売上は累計50万枚以上となっています。

今のお若い方は、キャンディーズを知らないかもしれませんので、一応、私から紹介しておきますと、メンバーは
・伊藤蘭さん(愛称はラン)立ち位置は真ん中、メンバーカラーは赤。
・藤村美樹さん(愛称はミキ)立ち位置は左、メンバーカラーは黄。
・田中好子さん(愛称はスー)立ち位置は右、メンバーカラーは青。
となっています。
キャンディーズのメンバーは、3人ともスクールメイツ出身なんだそうです。

伊藤蘭さんは、「相棒」シリーズで有名な水谷豊さんの奥様としても有名ですね。

1989年(平成元年)に結婚されているんだけど、個人的には意外でした。

キャンディーズですが、1973年(昭和48年)9月1日に「あなたに夢中」で歌手デビューしています。レコードデビュー前から「8時だョ!全員集合」にもレギュラー出演していてグループ名は知られていたのですが、ヒット曲はに恵まれていませんでした。

なるほど、それがこの「年下の男の子」で爆発したってことなんだね。

そういうことですね。デビュー時からスーちゃんがセンターでリードボーカルを務めていたのですが、この「年下の男の子」からはランちゃんがリードボーカルを務めるようになります。また、歌唱する位置もランちゃんがセンターに、スーちゃんは右位置に、ミキちゃん左位置にそれぞれ移ることになり、以降キャンディーズの三人はこれがほぼ定着となったんだそうです。

覚えている限りだと、いつもランちゃんがセンターでしたね。

この「年下の男の子」の大ヒットが起爆剤となり、キャンディーズのファンクラブ会員数は激増したんだそうですよ。

確かに、テレビとかでも凄い人気だったもんね~

2007年(平成19年)公開の映画「Little DJ〜小さな恋の物語(永田琴監督)」の中で「年下の男の子」が使われているようです。


1975年(昭和50年)のヒット曲「年下の男の子」キャンディーズ

1975年(昭和50年)ヒット曲

順位曲名歌手名売上枚数
1位昭和枯れすゝきさくらと一郎99.5万
2位シクラメンのかほり布施明87.9万
3位想い出まくら小坂恭子79.4万
4位時の過ぎゆくままに沢田研二79.1万
5位港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカダウン・タウン・ブギウギ・バンド77.7万
6位ロマンス岩崎宏美77.1万
7位22才の別れ70.8万
8位心のこり細川たかし70.7万
9位我が良き友よかまやつひろし70.1万
10位冬の色山口百恵52.9万