今回ご紹介する1969年(昭和44年)のヒット曲は、はしだのりひことシューベルツの「風」です。
「風」(かぜ)は、日本のフォークソング・グループのはしだのりひことシューベルツが、1969年(昭和44年)1月に発表したデビューシングルです。作詩:北山修さん、作曲:端田宣彦さん、編曲:青木望さんとなっています。
「人は誰もただ一人~、旅に出て~、人は誰もふるさとを振り返る~♪」
全然関係ないけど、かぐや姫の伊勢正三さんと、猫の大久保一久さんのフォークデュオも「風」だったよね。
それは「風」違いですけどね。
楽曲の「風」ですが、ザ・フォーク・クルセダーズのメンバーであった端田宣彦さんが、1968年(昭和43年)にザ・フォーク・クルセダーズが解散した後に、杉田二郎さんらと結成した「はしだのりひことシューベルツ」の初のオリジナル曲として製作され、1969年(昭和44年)にデビューシングルとして発売されました。
そう言えば、はしだのりひこさんも杉田二郎さん、作詞をした北山修さんもみんな京都の出身なんだよね。この当時は京都のフォークが熱かったのかな?
きっと京都の音楽は熱かったんじゃないでしょうか?
ところで「風」は、累計で100万枚を売る大ヒットとなり、このヒットを受けて、はしだのりひことシューベルツは、1969年(昭和44年)「第11回日本レコード大賞」で新人賞を獲得しています。
めちゃくちゃ売れたんだね!
ちなみに、最優秀新人賞はピーターさんで、「夜と朝のあいだに」だったそうです。
あ~!現・池畑慎之介さんのデビューシングルですね!
「風」でははしださんが1番、井上博さんが2番のリードボーカルを担当、間奏の口笛は杉田二郎さんによるものだそうですよ。
シンセサイザーは無かっただろうから、口笛もリアルに吹いて録音したんだね。
1969年(昭和44年)ヒット曲
順位 | 曲 名 | 歌手名 |
---|---|---|
1位 | いいじゃないの幸せならば | 佐良直美 |
2位 | 夜明けのスキャット | 由紀さおり |
3位 | どしゃぶりの雨の中で | 和田アキ子 |
4位 | 長崎は今日も雨だった | 内山田洋とクールファイブ |
5位 | 黒ネコのタンゴ | 皆川おさむ |
6位 | 夜と朝のあいだに | ピーター |
7位 | ドリフのズンドコ節 | ザ・ドリフターズ |
8位 | 今日でお別れ | 菅原洋一 |
9位 | 禁じられた恋 | 森山良子 |
10位 | 白いブランコ | ビリー・バンバン |