今回ご紹介する1975年(昭和50年)のヒット曲は、甲斐バンドの「裏切りの街角」です。
「裏切りの街角」は、1975年(昭和50年)6月5日に発売された甲斐バンドの2枚目のシングルです。作詞・作曲:甲斐よしひろさん、編曲:今井裕さん、甲斐よしひろさんとなっています。
「裏切りの街角」は好きだったなぁ~
「雨にけむ~る街並を~、息をきらして~、駆け続けた~♪」だね!
「裏切りの街角」ですが、オリコン週間シングルランキングでは最高位7位を記録しています。また、シングル売上も75万枚を記録するなど大ヒットとなりました。
この「裏切りの街角」で、甲斐バンドは、第8回日本有線大賞優秀新人賞を受賞しています。ちなみに、この時の他の受賞者は、細川たかしさん、岩崎宏美さん、太田裕美さん、小川順子さんだったようです。
いや~、大ヒットだよね~
ところで、甲斐バンドってネーミングが気になっているんだけど…
バンド名についてですが、1974年(昭和49年)に、甲斐よしひろさん、大森信和さん、長岡和弘さん、松藤英男さんの4人でバンドを結成したのですが、その時に、仮決めみたいな感じで「甲斐バンド」としたらしいですよ。色々と候補があったものの、しっくりくるものが無かったため仮バンド名のままでのデビューとなったようです。
なるほど、もしかしたら違うバンド名になったかもしれないんだ。
そうですね。元々は、1974年(昭和49年)2月に甲斐よしひろさんが「ハッピーフォークコンテスト全国大会」で優勝したことがきっかけでデビューとなったようです。
甲斐よしひろさんって、フォーク畑の出身だったんだ~!意外です!
その実績を引き下げて甲斐よしひろさんがソロデビューするかと思いきや、急遽メンバーを集め5月に甲斐バンドが結成されたようです。
バンドとしてデビュー前から活動していた訳じゃないんだね。勉強になりました!
その後、甲斐バンドは、1974年(昭和49年)11月4日にシングル「バス通り」でデビューとなりました。
この時のメンバーは、甲斐よしひろ(福岡県福岡市)、大森信和(熊本県人吉市)、長岡和弘(長崎県大村市)、松藤英男(福岡県福岡市)の4人で、福岡市のライブハウス照和などで活動されていたようです。
ふむふむ…
デビューに合わせて、キャッチフレーズが用意されたそうなんですが、何だと思います?
え~、分からないよ~
「九州最後のスーパー・スター」だったそうですよ。
「九州最後のスーパー・スター」ってどうなの?でも、何となく分かるような気もしなくはないですね…。しかし、動画の甲斐さん若いね~
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1975年(昭和50年)出来事
- 山陽新幹線(岡山~博多間)開業
- 紅茶キノコブーム
- ウイングスの初の来日公演が中止(外務省による入国拒否)
- 第一次ディスコ・ブーム
- 西城秀樹が日本人のソロ歌手として史上初となる日本武道館でのコンサートを開催
- 沖縄国際海洋博覧会開幕
- 日本初の家庭用テレビゲーム機「テレビテニス」を発売