今回ご紹介する1970年(昭和45年)のヒット曲は、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋(Bridge over Troubled Water)」です。
「明日に架ける橋(Bridge over Troubled Water)」は、サイモン&ガーファンクルが1970年(昭和45年)に発表した楽曲で、サイモン&ガーファンクルにとって3作目となる全米1位獲得シングルであり、彼らの最大のヒット曲でもあります。
「明日に架ける橋」は、超有名だよね!アメリカの知人と一緒にカラオケに行った際に歌ったことがあるよw
まぁ、あなたのカラオケ話はどうでも良いんですが、サイモン&ガーファンクルと言えば、「スカボロー・フェア」「ミセス・ロビンソン」「サウンド・オブ・サイレンス」なども有名ですが、私はこの「明日に架ける橋」が一番好きですね。
うんうん。確かに俺も同じだね。
「明日に架ける橋」が発売された当時は、ベトナム戦争の長期化や公民権運動による混乱、度重なる要人の暗殺等で社会が大きく揺れ動いた時代だったんですね。
そんな時期に発売された「明日に架ける橋」は傷ついた人々の心に染み込むように広がっていったんでしょうね。
なかなか、上手くまとめましたね。
アルバム「明日に架ける橋」と同時期にシングルとしてリリースされ、Billboard Hot 100で年間チャートの1位を獲得しています。
また、翌年にはなりますが、1971年(昭和46年)、最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を含む5つのグラミー賞を制覇する快挙を達成しています。
年間チャート1位で、グラミー5冠って凄いよね!
大ヒットした「明日に架ける橋」ですが、エルヴィス・プレスリーやスティーヴィー・ワンダー、ザ・ベンチャーズなどなど様々な人がカバーしています。
日本でも尾崎紀世彦さん、アリス、小柳ゆきさんなんかもカバーしているみたいだね。
色々なアーティストがカバーしている中でもエルヴィス・プレスリーのバージョンについて、ポール・サイモンは「この歌はこう歌われるべきである」とコメントをしているだそうです。
そのエルヴィス・プレスリーバージョンの「明日に架ける橋」はこちら
エルヴィスは、歌も上手いからね~
大ヒットしたアルバム「明日に架ける橋」ですが、制作中からポール・サイモンとアート・ガーファンクルの音楽に対する意見の違いが表面化してしまいます。
アルバムは、全世界で1,000万枚を超える大ヒットとなったものの、このアルバムを最後に2人はそれぞれのソロ活動に入ることになります(1970年に活動を停止)。
全世界で1,000万枚って凄い!
でも、こうして大ヒットを飛ばしてお金も名声も手に入れると何となくそれぞれエゴが出て、上手くいかなくなるケースって多いよね。
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1970年(昭和45年)出来事
- 日本万国博覧会(大阪万博)開幕
- よど号ハイジャック事件発生
- ザ・ビートルズ解散
- ボーリング・ブーム
- 日本初の歩行者天国が銀座、新宿、池袋、浅草で実施