「走れコウタロー」は、1970年(昭和45年)7月5日に発売されたソルティー・シュガーの2作目のシングルです。作詞・作曲:池田謙吉さん、前田伸夫さん、編曲:池田謙吉さんとなっています。
「走れ~、走れ~、コ~タロ~♪」で有名やな!
「走れコウタロー」は、発売後、口コミでチャートの順位を伸ばし、最終的に100万枚近いヒットとなり、ソルティー・シュガーは同年の第12回日本レコード大賞新人賞を受賞しています。
口コミでヒットしたんや~
「走れコウタロー」は、発表から50年以上経った現在でも運動会で徒競走のBGMとして使われることもあります。
確かにせやなぁ~
また、アニメ「みどりのマキバオー」のオープニングソング「走れマキバオー」やウマ娘プリティーダービーCMソング「走れウマ娘」といった馬を題材にしたアニメ主題歌の原曲にもなっていて、比較的幅広い世代にも知られています。
へ~、ウマ娘でも使われてるんや!
元々は、サビの「走れ、走れコータロー」の部分しかなかったそうなんですが、実在する競走馬「コウタロー」がいた影響などもあって、競馬の歌として完成したんだそうです。
え~、コウタローって競走馬がおったんや!
ええ!1960年生まれの牡馬で、天皇賞にも出ているみたいですよ。8着だったようですが…
競走馬データ:コウタロー
いや~、マジか!
ディレクターらとのミーティングの際に「面白い歌はないか?」と聞かれた際に、「走れコウタロー」を即興で披露したところ、レコード化が即決され、ライブで披露する際にも確実にウケる曲になったそうです。
まぁ、一度聞いたらめっちゃ印象に残る曲やもんなぁ~
「走れコウタロー」ですが、口コミなどで徐々に売り上げを伸ばし、翌1971年の1週目に1位となっています。
「これから始まる大レ~ス!」って、調子良いんだよね~!
50年経った今でも名曲ですな!
1970年(昭和45年)出来事
- 日本万国博覧会(大阪万博)開幕
- よど号ハイジャック事件発生
- ザ・ビートルズ解散
- ボーリング・ブーム
- 日本初の歩行者天国が銀座、新宿、池袋、浅草で実施
1970年(昭和45年)流行ファッション・髪型
- レイヤードファッション
- ペザントルック人気
- サファリルック流行
- デザイナーブランド
1970年(昭和45年)新商品・ヒット商品
- 保温ジャー(象印マホービン)
- マンダム(丹頂)
- メリット(花王)
- セリカ(トヨタ自動車工業)
- 缶コーヒー(上島珈琲)
- カプリチョコレート(グリコ)
- アルファベットチョコレート(名糖)
- いちごみるく(サクマ製菓)
1970年(昭和45年)流行語
- ウーマン・リブ
- しらける
- 鼻血ブー
1970年(昭和45年)ベストセラー
- 冠婚葬祭入門(塩月弥栄子)
- 誰のために愛するか(曽野綾子)
- 銭の花(花登筐)
1970年(昭和45年)ヒット曲
- ドリフのズンドコ節(ザ・ドリフターズ)
- 圭子の夢は夜ひらく(藤圭子)
- 今日でお別れ(菅原洋一)
- 手紙(由紀さおり)
- 京都の恋(渚ゆう子)
- 明日に架ける橋(サイモン&ガーファンクル)
- 遥かなる影(カーペンターズ)
- 雨にぬれても(B.Jトーマス)
1970年(昭和45年)映画
- 戦争と人間 第一部 運命の序曲
- 激動の昭和史 軍閥
- 続・猿の惑星
- サウンド・オブ・ミュージック
- 女王陛下の007
- ひまわり
- チップス先生さようなら
- シェーン
1970年(昭和45年)アニメ
- いなかっぺ大将
- みなしごハッチ
- あしたのジョー
- キックの鬼
1970年(昭和45年)のヒット曲ランキング
- 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ
- ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ
- 圭子の夢は夜ひらく 藤圭子
- 女のブルース 藤圭子
- 逢わずに愛して 内山田洋とクールファイブ
- 手紙 由紀さおり
- 愛は傷つきやすく ヒデとロザンナ
- 今日でお別れ 菅原洋一
- ヴィーナス ザ・ショッキング・ブルー
- 京都の恋 渚 ゆう子