二人でお酒を(梓みちよ) 1974年(昭和49年)

今回ご紹介する1974年(昭和49年)のヒット曲は、梓みちよさんの「二人でお酒を」です。
「二人でお酒を」は、1974年(昭和49年)3月25日に発売された梓みちよさんのシングルです。作詞:山上路夫さん、作曲:平尾昌晃さん編曲:森岡賢一郎さんとなっています。

梓みちよさんの「二人でお酒を」は憶えていますよ。「うらみっ~こなしで~、別れましょうね~♪」って、ちょっと大人の曲でしたね。

梓みちよさんの「二人でお酒を」ですが、オリコン最高位11位、売上枚数48.6万枚と大ヒットになりました。

そう言えば、当時は、よくテレビで見てましたね。

梓みちよさん言えば、1963年(昭和38年)に発表した「こんにちは赤ちゃん」が大ヒットしましたが、そのイメージから抜け出せずに試行錯誤が続いていたそうなんです。

まぁ、一発当たっちゃうと、そのイメージを払拭するってめちゃくちゃ難しいよね。

そこで、梓みちよさんの所属事務所が、「梓みちよさんを脱皮させる」新しい曲を作って欲しいということで、作詞を山上路夫さん、作曲を平尾昌晃さんにお願いしてできあがったのが、この「二人でお酒を」なんだそうです。

なるほど~、事務所もイメチェンを狙っていたんだね。

その結果、この「二人でお酒を」の大ヒットにより梓みちよさん自身も「こんにちは赤ちゃん」からのイメージ転換に成功したと言われているようです。

いや~、良かったですね!

この「二人でお酒を」で梓みちよさんは、1974年(昭和49年)の「第25回NHK紅白歌合戦」にも、5年ぶりとなる再出場を果たしています。
また、「第5回日本歌謡大賞」では放送音楽賞を、「第16回日本レコード大賞」では大衆賞をそれぞれ受賞しています。

そう言えば、梓みちよさんが「二人でお酒を」を歌う時に胡坐をかいてたよね?
当時「え~、おばちゃんが胡坐かいてる~!」って思ってましたもんw
※画像は、MY MEMORIES様からお借りしました。

そうですね。テレビ番組やステージで「二人でお酒を」が披露される際には、1番を歌い終えた後で、梓みちよさんが床に胡坐をかきながら歌うのが恒例になっていましたね。これは、梓みちよさん自身の提案による演出なんだそうです。

確かに、男性女性関係なく、胡坐かきながら歌うってのも後にも先にもこの梓みちよさんの「二人でお酒を」ぐらいしか知りません。

1974年(昭和49年)のヒット曲「二人でお酒を」梓みちよ

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1974年(昭和49年)出来事

  • 戦後初のマイナス成長
  • 超能力ブーム
  • ジャイアンツの長島茂男現役引退
  • ガッツ石松がボクシング世界チャンピオンに
  • セブン-イレブン東京都江東区に第1号店を出店
  • 北の湖が史上最年少(21歳2か月)で第55代横綱昇進
  • ハローキティ誕生
  • ベルばら(ベルサイユのばら)ブーム
  • 井上陽水「氷の世界」が大ヒット
  • 西城秀樹がソロ歌手として史上初となる日本のスタジアムでのコンサートを大阪スタヂアム(大阪球場)で開催

1974年(昭和49年)ヒット曲

  1. なみだの操 殿さまキングス
  2. あなた 小坂明子
  3. うそ 中条きよし
  4. ふれあい 中村雅俊
  5. 恋のダイヤル6700 フィンガー5
  6. 夫婦鏡 殿さまキングス
  7. くちなしの花 渡哲也
  8. 激しい恋 西城秀樹
  9. 積木の部屋 布施明
  10. 学園天国 フィンガー5
  11. 追憶 沢田研二
  12. 私は泣いています りりィ
  13. 精霊流し グレープ
  14. 小さな恋の物語 アグネス・チャン
  15. ひと夏の経験 山口百恵
  16. よろしく哀愁 郷ひろみ
  17. 岬めぐり 山本コウタローとウィークエンド
  18. 二人でお酒を 梓みちよ
  19. 夜空 五木ひろし
  20. ちっぽけな感傷 山口百恵