今回、ご紹介する1964年(昭和39年)のヒット曲は、ペギー葉山さんの「学生時代」です。
「学生時代」は、1964年(昭和39年)に発売されましたペギー葉山さんの楽曲で、作詞・作曲:平岡精二さんとなっています。
「学生時代」知ってはいるレベルかな~?
うちの母親が好きな曲だったという記憶…
元々この曲は、当時「平岡精二クインテット」というジャズバンドを率いていた平岡精二さんの作詞・作曲によりペギー葉山さんのオリジナル曲として当初「大学時代」というタイトルで制作されたのだそうです。
元は「学生時代」じゃなくて「大学時代」だったということなのね。
その後、タイトルを「大学時代」を「学生時代」へと変更し、アルバム「平岡精二の作品集」のうちの一曲として完成したものなのだそうです。
ちなみに、平岡精二さんはペギー葉山さんの2級先輩にあたるそうです。
元は「学生時代」じゃなくて「大学時代」だったということなんだね。
まぁ、「大学時代」っていうと限定されちゃう感じはあるよね。
「学生時代」ですが、累計売上はミリオンセラーを記録しており、翌1965年(昭和40年)の「第16回NHK紅白歌合戦」では、ペギー葉山さんがこの曲を歌唱しています。
「学生時代」の歌詞に登場する「つたのからまるチャペル」は、青山学院青山キャンパス(東京都渋谷区)にある「チャールズ・オスカー・ミラー記念礼拝堂」のことだそうですよ。
歌詞全体的に、そんな洋風の雰囲気がする曲ですよね。
ちなみに、2009年3月、チャールズ・オスカー・ミラー記念礼拝堂の前には「学生時代」の歌碑が建立され、除幕式が盛大に行われたそうです。
https://aogakuplus.jp/christianity/20200227_01/
また、他にも「讃美歌」、「十字架」などが歌詞に登場するように、ミッションスクールであった学生時代の雰囲気が感じられる名曲ですね。
1964年(昭和39年)ヒット曲
順位 | 曲 名 | 歌手名 |
---|---|---|
1位 | 明日があるさ | 坂本九 |
2位 | 君だけを | 西郷輝彦 |
3位 | 幸せなら手をたたこう | 坂本九 |
4位 | 愛と死をみつめて | 青山和子 |
5位 | 君たちがいて僕がいた | 舟木一夫 |
6位 | 恋の山手線 | 小林旭 |
7位 | 皆の衆 | 村田英雄 |
8位 | アンコ椿は恋の花 | 都はるみ |
9位 | 柔 | 美空ひばり |
10位 | お座敷小唄 | 和田弘とマヒナスターズ |