今回、ご紹介する1964年(昭和39年)のヒット曲は、青山和子さんの「愛と死を見つめて」です。
「愛と死を見つめて」は、作詞:大矢弘子さん、作曲:土田啓四郎さん、プロデューサー:酒井政利さん、唄:青山和子さん、コーラス:コロムビア女声合唱団、ハニー・ナイツ、クール・ラティーノスのみなさんとなっています。
ハッキリ言って、知りません…
でも、タイトルは聞いたことがあるかな?
歌っている青山和子さんは当時18歳ですが、12歳の頃にコロムビア全国コンクール第1位になってるんだそうです。
12歳で全国1位になるなんて、どんだけ歌が上手かったのか…
「愛と死をみつめて」ですが、1963年(昭和38年)に発売され160万部を超える大ベストセラーになった書籍がベースになっています。また、歌以外に、ラジオドラマ・テレビドラマ・映画化もされています。
書籍で160万部って凄いね!
「愛と死をみつめて」ですが、昔流行った「世界の中心で、愛をさけぶ」とか「いま、会いにゆきます」等の純愛小説の先駆け的存在であったらしいです。
「セカチュー」は流行りましたからね~
それに似たストーリーなんですかね?
「愛と死をみつめて」のあらすじですが、浪人中の誠(マコ)は入院した病院で道子(ミコ)と知り会う。マコが大学に入ってからも二人は文通を続け、やがて道子も大学へ入るが軟骨肉腫という奇病で再び入院。道子は誠の愛に支えられて難手術を繰り返えすが、さらに病気は悪化していく。そして、マコの22歳の誕生日の前日に、自らのメモリアルデーを刻んで、この世を去って逝くというような内容です。
これ実話なの?
軟骨肉腫という不治の病と闘いながら若くして逝った大島みち子さんと、手紙のやり取りで彼女を支え続けた恋人・河野実さんの実話なんだそうです。 文通の数は、約3年で計400通にものぼるそうです。
今だと、メールやSNSなんかで簡単にやり取りできるけど、この時代は文通だったんだね。文通ってやったことがないから分からないけど、色々と考えて何度も書き直してとかするんだろうね。
「愛と死をみつめて」は、1964年(昭和39年)7月5日に発売、同年の第6回日本レコード大賞を受賞しています。累計売上は70万枚以上を記録、一説ではミリオンセラーとも言われているようです。
ちなみに、発売当時の値段は300円だったそうです。
レコード300円だったんだ~
まぁ、60年ぐらい前のことだし、物価はそんなものだったのか~
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1964年(昭和39年)出来事
- 東京オリンピック開催
- 東海道新幹線開通(東京-大阪間)
- 東京モノレール開業