今回ご紹介する1977年(昭和52年)のヒット曲は、渡辺真知子さんの「迷い道」です。
「迷い道」は、1977年(昭和52年)11月1日に発売された渡辺真知子さんのデビューシングルです。作詞・作曲:渡辺真知子さん、編曲:船山基紀さんとなっています。
渡辺真知子さんの「迷い道」と言えば、「現在、過去、未来~、あの人に逢ったなら~、わたしはいつまでも待っ~てると~、誰か伝えて~♪」だよね。
歌い出しの「現在、過去、未来」ってところが、英語の文法みたいで印象に残ってる曲ですね。
その歌い出しの「現在、過去、未来」という部分ですが、ある週刊誌の記事によると当初はサビの部分に配置されていたそうです。ですが、当時の担当者から「この歌詞を最初にもってきたら面白い」とアドバイスされて、今の形になった、というエピソードが紹介されているようですよ。
なるほど~、私の場合は、その策略に見事にはまった訳ですねw
でも、確かに歌い出しにある方がインパクトがある気がするね。
さて、渡辺真知子さんの「迷い道」ですが、デビュー曲にもかかわらずオリコン最高3位、売上61万枚を超える大ヒットとなりました。この曲のヒットで、渡辺真知子さんは1978年(昭和53年)の「第29回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしています。
デビュー曲でオリコン3位、売上61万枚ってすごいことだよね。しかも、自分で曲を書いてヒットするんだから。確か、そういうのを「シンガーソングライター」って昔は呼んでたよね。
「シンガーソングライター」という言葉が日本で認知されたのは、吉田拓郎さんがブレイクした1972年(昭和47年)以降のようですよ。
そんな前から「シンガーソングライター」って言葉があったんだね。
この「迷い道」については、渡辺真知子さんご自身が「横須賀の実家と東京とを何回も往復して曲を書き直した。」と話されているようです。
そう言えば、渡辺真知子さんは横須賀の出身だったよね。
歌詞を考える中で、京浜急行の快速特急に乗っていて、金沢文庫駅あたりでカーブが多い所を通過するのを思い出して「迷い道くねくね」という歌詞を発想したと話されているようですよ。
京浜急行だと「能見駅~金沢文庫駅~金沢八景駅」となるけど、金沢文庫駅あたりでカーブが多いところってあったかな?今度、京浜急行に乗った時に確認してみます!
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1977年(昭和52年)出来事
- エルヴィス・プレスリーが死去(42歳)
- キャンディーズが解散宣言(「普通の女の子にもどりたい」)
- 王貞治さんが通算756号のホームランを打ち世界記録を樹立、第1回国民栄誉賞を受賞
- 樋口久子さんが全米女子プロゴルフ選手権で日本人初優勝
- 映画「ロッキー」が大流行
- スナックのカラオケが大ブーム
1977年(昭和52年)テレビドラマ・アニメ
- 赤い激流
- 赤い絆
- ヤッターマン
- あらいぐまラスカル
- 一発貫太くん
1977年(昭和52年)ヒット曲ランキング
- 渚のシンドバッド(ピンク・レディー)
- 青春時代 (森田公一とトップギャラン)
- ウォンテッド (ピンク・レディー)
- 勝手にしやがれ (沢田研二)
- 昔の名前で出ています (小林旭)
- 雨やどり (さだまさし)
- カルメン’77 (ピンク・レディー)
- S.O.S (ピンク・レディー)
- 失恋レストラン (清水健太郎)
- フィーリング (ハイ・ファイ・セット)
- 北の宿から (都はるみ)
- 帰らない (清水健太郎)
- 星の砂 (小柳ルミ子)
- ペッパー警部 (ピンク・レディー)
- あずさ2号 (狩人)
- 津軽海峡冬景色 (石川さゆり)
- スカイ・ハイ (ジグソー)
- 愛のメモリー (松崎しげる)
- 赤い衝撃 (山口百恵)
- イミテイション・ゴールド( 山口百恵)