今回ご紹介する1975年(昭和50年)のヒット曲は、チューリップの「サボテンの花」です。
「サボテンの花」は、1975年(昭和50年)2月5日にリリースされたチューリップの通算8枚目のシングルです。作詞・作曲:財津和夫さん、編曲:チューリップとなっています。
「サボテンの花」と言えば、やっぱり「ひとつ屋根の下」でしょ!
※画像は、Amazonからお借りしました。
「ひとつ屋根の下」で使われているのは、財津和夫さんのセルフカバーで「サボテンの花〜ひとつ屋根の下より〜」というタイトルですね。
さて、「サボテンの花」ですが、財津和夫さんによると、福岡の実家に帰ったときに母親が育てていたサボテンの花に感動したのが原点となっているそうです。
また、財津和夫さん自身の失恋体験が元になっており、当時の光景を思い出して作ったのだそうですよ。
失恋はつらいからね~
また、「サボテンの花」の歌詞は前年の1974年(昭和49年)にヒットした山本コウタローとウィークエンドの「岬めぐり」を参考にして「アンサーソングのつもり」で作詞したんだそうですよ。
実家のサボテンの花が原点で、失恋ありの、「岬めぐり」のアンサーソングであったりと、かなり話題が満載の曲だよね。
余談ですが、「サボテンの花」のレコーディングの際に、1番の歌詞「窓に溶けてゆく」を「窓に降りそそぐ」と間違って歌ってしまったそうなのですが、なんと、そのまま発売されたんだそうです。
財津和夫さん以外にも色んなスタッフがいるだろうのに、そんなことあるの?
財津和夫さんは「歌詞カードがおかしいと思ったら、自分が間違っていた」と後になってから気づいたそうですよ。
歌っている本人が気が付かないなんて…私の場合はよくあるけどね。
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1975年(昭和50年)出来事
- 山陽新幹線(岡山~博多間)開業
- 紅茶キノコブーム
- ウイングスの初の来日公演が中止(外務省による入国拒否)
- 第一次ディスコ・ブーム
- 西城秀樹が日本人のソロ歌手として史上初となる日本武道館でのコンサートを開催
- 沖縄国際海洋博覧会開幕
- 日本初の家庭用テレビゲーム機「テレビテニス」を発売