コンドルは飛んでいく(サイモン&ガーファンクル) 1970年(昭和45年)

「コンドルは飛んでいく(El Cóndor Pasa)」とはDaniel Alomia Roblesによって作詞作曲されたアンデスのフォルクローレの代表的な楽曲です。

1970年(昭和45年)にサイモン&ガーファンクルによってカバーされ日本やその他の国々に広く知られるようになりました。

南米の音楽と言えば、これしか思い浮かばんね。

ケーナ・チャランゴ・ギターで演奏される「コンドルは飛んでいく」は日本でも多く親しまれていますよね。

よく駅前とかで演奏している人たちを見かけるよね。
ところで、ケーナ・チャランゴ・ギターってどんな楽器?

ケーナ、チャランゴ、ギターは、南米アンデス地方の民俗音楽・フォルクローレで使われる楽器です。

フォルクローレって、ラテンアメリカ諸国の民族音楽や、民族音楽に基礎をおいた大衆音楽ってことなのね。

原曲には和音がないメロディのみに近い曲なのだそうです。サイモン&ガーファンクル版で知られるロス・インカスの演奏は和音をつけてもの悲しい雰囲気を強めている。旋律は同じではありカバーといえるがアレンジに近い。

なるほどね~
Youtubeで探してたらレオ・ロジャス(エクアドルのミュージシャン)がカバーしたEl Condor Pasaがあったんだけど、こっちもめっちゃいいよね。聞いてみて!

Leo Rojas – El Condor Pasa 

ところで、コンドルとハゲタカの違いって知ってますか?

え~、コンドルも禿げてるし、ハゲタカも禿げてるよね?
コンドルはワシで、ハゲタカはタカとか?

実はハゲタカという生物は存在しないんですね。
ハゲタカというのは、コンドル類とハゲワシ類を合わせた俗称であり、鳥類の分類ではありません。

なるほど~!勉強になったわ!

ちなみに、コンドルは、ボリビア、チリ、コロンビアおよびエクアドルの国鳥でもあり、南米の神話などの中でも重要な役割をはたしています。
また、ナスカの地上絵の一つにコンドルがあるそうですよ。

お~!なんかかっこいいよね!
コンドルは、南米では凄く重要な鳥だということを学びました。


1970年(昭和45年)出来事

  • 日本万国博覧会(大阪万博)開幕
  • よど号ハイジャック事件発生
  • ザ・ビートルズ解散
  • ボーリング・ブーム
  • 日本初の歩行者天国が銀座、新宿、池袋、浅草で実施

1970年(昭和45年)流行ファッション・髪型

  • レイヤードファッション
  • ペザントルック人気
  • サファリルック流行
  • デザイナーブランド

1970年(昭和45年)新商品・ヒット商品

  • 保温ジャー(象印マホービン)
  • マンダム(丹頂)
  • メリット(花王)
  • セリカ(トヨタ自動車工業)
  • 缶コーヒー(上島珈琲)
  • カプリチョコレート(グリコ)
  • アルファベットチョコレート(名糖)
  • いちごみるく(サクマ製菓)

1970年(昭和45年)流行語

  • ウーマン・リブ
  • しらける
  • 鼻血ブー

1970年(昭和45年)ベストセラー

  • 冠婚葬祭入門(塩月弥栄子)
  • 誰のために愛するか(曽野綾子)
  • 銭の花(花登筐)

1970年(昭和45年)ヒット曲

  • ドリフのズンドコ節(ザ・ドリフターズ)
  • 圭子の夢は夜ひらく(藤圭子)
  • 今日でお別れ(菅原洋一)
  • 手紙(由紀さおり)
  • 京都の恋(渚ゆう子)
  • 明日に架ける橋(サイモン&ガーファンクル)
  • 遥かなる影(カーペンターズ)
  • 雨にぬれても(B.Jトーマス)

1970年(昭和45年)映画

  • 戦争と人間 第一部 運命の序曲
  • 激動の昭和史 軍閥
  • 続・猿の惑星
  • サウンド・オブ・ミュージック
  • 女王陛下の007
  • ひまわり
  • チップス先生さようなら
  • シェーン

1970年(昭和45年)アニメ

  • いなかっぺ大将
  • みなしごハッチ
  • あしたのジョー
  • キックの鬼

1970年(昭和45年)のヒット曲ランキング

  1. 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ
  2. ドリフのズンドコ節 ザ・ドリフターズ
  3. 圭子の夢は夜ひらく 藤圭子
  4. 女のブルース 藤圭子
  5. 逢わずに愛して 内山田洋とクールファイブ
  6. 手紙 由紀さおり
  7. 愛は傷つきやすく ヒデとロザンナ
  8. 今日でお別れ 菅原洋一
  9. ヴィーナス ザ・ショッキング・ブルー
  10. 京都の恋 渚 ゆう子