キャンディ(原田真二) 1977年(昭和52年)

今回ご紹介する1977年(昭和52年)のヒット曲は、原田真二さんの「キャンディ」です。
「キャンディ」は、1977年(昭和52年)11月25日にリリースされた原田真二さん2枚目のシングルです。作詞:松本隆さん、作曲:原田真二さんとなっています。

原田真二さんが、「キャ~ンディ~、アイラ~ブユ~、目覚めてよ♪」とピアノを演奏しながら歌っていたのをよく憶えていますよ。
クルクルヘアーで目がクリっとしてて、アイドルのような感じでしたね。

当時、アイドルや歌手がギターやピアノを弾きながら歌うっていうのは見たことがなかったんで、凄く新鮮に感じましたね。
さて、「キャンディ」ですが、1977年(昭和52年)10月から3か月連続でシングルを発売するというトリプルデビューを果たした原田真二さんのシングル第2弾になります。オリコン最高10位、売上枚数は、26.4万枚となっています。

そう言えば、当時「キャンディ・キャンディ」ってテレビアニメやってたよね?それと関係があるんだと思ってたんだけど、違うの?

アニメ「キャンディ・キャンディ」は、1976年(昭和51年)10月1日から1979年(昭和54年)2月2日まで放送されていましたね。作詞を担当した松本隆さんによると、この原田真二さんの「キャンディ」は、少女漫画「キャンディ・キャンディ」にインスパイアされて書き上げたと述べられているようです。やはり関係があったんですね。

同じ時期に、似たような単語がアニメと楽曲で出てくるって、変だよね~とは当時から思っておりました。

原田真二さんですが、デビュー曲の「てぃーんずぶるーす」に続きこの「キャンディ」がヒットしたことでテレビの露出も増え、女性ファンも爆発的に増えていったのですが、ご本人は、洋楽的な世界の音楽シーンにデビューしたつもりが、日本の芸能界・アイドル業界の波にのまれているのを感じて抵抗があったようです。

洋楽・ロックを目指していたのに、いつの間にかアイドルみたいな扱いをされるって、やっぱり抵抗があるよね。

1977年(昭和52年)のヒット曲「キャンディ」原田真二

1977年(昭和52年)ヒット曲

順位曲名歌手名売上枚数
1位渚のシンドバッドピンク・レディー94.5万
2位青春時代森田公一とトップギャラン86.5万
3位ウォンテッドピンク・レディー84.5万
4位勝手にしやがれ沢田研二74.7万
5位昔の名前で出ています小林旭70.8万
6位雨やどりさだまさし66.9万
7位カルメン’77ピンク・レディー65.9万
8位S.O.Sピンク・レディー64.7万
9位失恋レストラン清水健太郎62.8万
10位フィーリングハイ・ファイ・セット56.6万