タイガーマスク　1969年（昭和44年）

「タイガーマスク」は、原作：梶原一騎さん、作画：辻なおきさんによる漫画作品で、アニメ版は、東映動画製作でアニメ化され、よみうりテレビ・日本テレビ系列にて1969年（昭和44年）10月2日から1971年9月30日まで全105話が放映されました。

「タイガーマスク」では、日本のテレビアニメで初めて、原画からセル画へ絵を転写するトレースマシンを導入した作品なのだそうです。

また、「タイガーマスク」には、実在する日本人レスラーとして、ジャイアント馬場さんやアントニオ猪木さん、大木金太郎さんなども登場しています。中盤には坂口征二さんも登場しました。

確かに、当時は野球中継（巨人戦）かプロレスは、よく放送してましたね。
ところで、「タイガーマスク」ですが、アントニオ猪木さんと戦って、負けているんです。

第16話で、タイガーマスクは、アントニオ猪木さんのドロップキックをまともにくらってしまいリング下へ転落、そのまま試合は猪木のリングアウト勝ちで、決着するという内容でした。

ところで、オープニングテーマ「行け!タイガーマスク」は、作詞：木谷梨男さん、 作曲・編曲：菊池俊輔さん、唄：新田洋さん、スクールメイツのみなさんとなっています。

最高視聴率は、1970年3月19日放送（第25話「黄金仮面との死闘」）の31.9%（ビデオリサーチ調べ、関東地区）となっています。

私もよく見ていましたが、主人公の名前は「伊達直人」、ルリ子たちと共に育った孤児院は「ちびっこハウス」、そして、悪役レスラーの養成機関は「虎の穴」でしたね。

エンディングテーマは「みなし児のバラード」でした。