RIDE ON TIME(山下達郎) 1980年(昭和55年)

今回ご紹介する1980年(昭和55年)のヒット曲は、山下達郎さんの「RIDE ON TIME」です。
「RIDE ON TIME」は、1980年(昭和55年)5月1日に発売された山下達郎さんの通算6作目のシングルになります。作詞・作曲とも山下達郎さんとなっています。

大好きな山下達郎さんの曲ですね。歌い出しは、「青い水平線をいま駆抜けてく、とぎすまされた、時の流れ感じて♪」って感じで、山下達郎さんの独特な声が耳に残る曲でしたよね。

「RIDE ON TIME」ですが、日立マクセル・カセット・テープのTVコマーシャルのタイアップ曲として書かれたもので、コマーシャルには山下達郎さんも出演していました。テレビでの露出も多かった影響もあると思いますが、オリコンランキング最高3位、レコード売上41.7万枚の大ヒットとなりました。

うわ~、マクセルのUD、こんなデザインだったよね。懐かしいなぁ。僕は、パッケージが赤のハイポジを使っていたような記憶があるよ。
CMの印象はすごく強かったんだけど、正直なところ、当時は、山下達郎さんの名前も曲名も知らなくて、後から知ったんだよね。そこまでCMをしっかり見てなかっただけなのかもしれないけれどね…。

山下達郎さんにとって、この「RIDE ON TIME」は、初めてオリコンチャート入りするなど、スポットライトを浴びるターニング・ポイントとなった一曲なのは間違いないでしょうね。世間的には、ここからシティ・ポップスが流行るきっかけとなった曲ですよね。

シティ・ポップスってなんのこと?聞いたことはあるんだけど…。

Wikipediaによると、シティ・ポップというのは、1970年代後半から1980年代にかけて流行した欧米の音楽の影響を受け洋楽志向の都会的に洗練されたメロディや歌詞を持つポピュラー音楽のジャンルのことなんだそうですよ。

「洋楽志向の都会的に洗練された」ってところがポイントなんだろうね。でも、いったい何が都会的に洗練されているのか不明だけど…。

まぁ、そこのところは余り突っ込まずに…。
さて、山下達郎さんの「RIDE ON TIME」ですが、現在、YouTubeでは見ることができません。ただ、山下達郎さんの公式チャンネルでは、「RIDE ON TIME」の途中までと、当時のコマーシャル動画を見ることができますので、今回は、公式動画+朝日編と噴煙編の2つをどうぞ!

CMって2種類あったんだね。「噴煙編」って知らなかったよ…
でも、半世紀近く前のCMをこうして見れて、ほんと便利だよね。

1980年(昭和55年)のヒット曲「RIDE ON TIME」山下達郎
1980年(昭和55年)のヒット曲「RIDE ON TIME」山下達郎
1980年(昭和55年)のヒット曲「RIDE ON TIME」山下達郎

1980年(昭和55年)ヒット曲

順位曲名歌手名売上枚数
1位ダンシング・オールナイトもんた&ブラザーズ156.3万
2位異邦人久保田早紀140.4万
3位大都会クリスタルキング118.1万
4位ランナウェイシャネルズ97.5万
5位順子長渕剛94.0万
6位贈る言葉海援隊93.3万
7位おまえとふたり五木ひろし84.7万
8位別れても好きな人ロス・インディオス&シルヴィア76.9万
9位さよならオフコース71.7万
10位哀愁でいと田原俊彦70.0万