嵐の金曜日/涙のBirthday(ハウンド・ドッグ) 1980年(昭和55年)

今回ご紹介する1980年(昭和55年)のヒット曲は、ハウンドドックの「嵐の金曜日」です。
「嵐の金曜日」は、1980年(昭和55年)3月21日にリリースされたハウンドドックのファーストシングルです。作詞・作曲ともハウンドドックのギタリスト八島順一さんとなっています。

ハウンドドックの「嵐の金曜日」と「涙のBirthday」は、ぷらりとスナックに寄ると誰かが歌っていたみたいな印象のある曲なんですよね。個人的には好きな曲です。「ワイングラスのシェリーを飲みほせば、グラスの中にお前のラブリーアイズ♪」ってね。

残念ながら、ハウンドドックのデビューシングル「嵐の金曜日」のオリコンランキングやレコード売上については、詳細な情報はありませんでした。

この時代で記録が無いっていうのも意外な気がする。残念だけど、記録が無いぐらい売れなかったってことなんだね。ハウンド・ドッグも下積みが長いんだよね…。

ハウンド・ドッグは、東北学院大学在学時に、高橋良秀さんが大友康平さんに「一緒にバンドやろう」と声を掛けた事がきっかけで結成された6人組のロックバンドで、1980年(昭和55年)に「嵐の金曜日」デビューしています。ただ、そこから1985年(昭和60年)に11枚目のシングル「ff(フィルティシモ)」がヒット曲するまで長い下積み時代を送ることになります。

ヒット曲は出なかったけど、ハウンド・ドッグは、ライブの動員では有名でしたよね。テレビで見るバンドじゃなくて、ライブで見るバンドのイメージでした。

確かに、当時、ハウンド・ドッグは、「ライブで見るバンド」だったかもしれませんよね。
さて、続いてご紹介するハウンド・ドッグの楽曲は、1982年(昭和57年)9月1日 6枚目のシングルとしてリリースされた「涙のBirthday」です。作詞・作曲とも八島順一さんとなっています。

ハウンド・ドッグの「涙のBirthday」もスナックで良く聞きましたよ。「まだ終りじゃない、涙でかわした、口づけあの店の階段で♪」めっちゃいいバラードです。

スナックで聞いてるのめっちゃ多くないですか?まぁ、いいですけど。
さて、ハウンド・ドッグの「涙のBirthday」は、1981年(昭和56年)11月21日発売のアルバム「Power Up!」のラストを飾る曲です。残念ながらこちらもオリコンランキングなどは不明です。
ただ、私個人の感想としては、ハウンド・ドッグの初期のバラードの名曲だと思います。大友康平さんのボーカルがいいですよね。

彼女の20歳の誕生日の夜に、二人は別れちゃうんですよね…。大友康平さんのボーカルが心に響くんですよね。

1980年(昭和55年)のヒット曲「嵐の金曜日」ハウンド・ドック

1982年(昭和57年)のヒット曲「涙のBirthday」ハウンド・ドック

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1980年(昭和55年)

  • ジョン・レノンが射殺される
  • 第22回モスクワ五輪開催(日本はアフガン事件抗議のため不参加)
  • 王貞治選手が現役を引退(通算868本塁打)
  • 山口百恵さんが三浦友和さんとの婚約を発表・引退
  • ポール・マッカートニーが来日するも大麻所持により成田で逮捕され日本公演中止に
  • 竹の子族が出現

1980年(昭和55年)のヒット曲ランキング

  1. ダンシング・オールナイト( もんた&ブラザーズ)
  2. 異邦人 (久保田早紀)
  3. 大都会 (クリスタルキング)
  4. ランナウェイ (シャネルズ)
  5. 順子 (長渕剛)
  6. 贈る言葉( 海援隊)
  7. おまえとふたり (五木ひろし)
  8. 別れても好きな人 (ロス・インディオス&シルヴィア)
  9. さよなら (オフコース)
  10. 哀愁でいと (田原俊彦)
  11. Sachiko (ばんばひろふみ)
  12. 昴-すばる- (谷村新司)
  13. とまり木 (小林幸子)
  14. 風は秋色/Eighteen (松田聖子)
  15. 青い珊瑚礁 (松田聖子)
  16. 蜃気楼 (クリスタルキング)
  17. おやじの海 (村木賢吉)
  18. 防人の詩 (さだまさし)
  19. パープルタウン (八神純子)
  20. 終止符 (アリス)