今回ご紹介する1981年(昭和56年)のヒット曲は、浜田省吾さんの「ラストショー」です。
「ラストショー」は、1981年(昭和56年)8月26日に発売された浜田省吾さんの13枚目のシングルです。作詞・作曲とも浜田省吾さんとなっています。
浜田省吾さんの「ラストショー」は、若い頃にドライブしながらよく聞きましたね。歌い出しは、「さよならバックミラーの中に、あの頃の君を探して走る♪」なんですけど、ここよりも「ハンバーガースタンドで、俺たち待ち合わせて、君のおやじの車、夜更けに盗み出し♪」って歌詞が印象に残ってます。
浜田省吾さんの「ラストショー」ですが、7枚目のアルバム「愛の世代の前に」からの先行シングルでした。オリコンランキングは最高94位、レコード売上は0.7万枚といった感じで、売上的には、1万枚に満たないのですが、浜田省吾さんにとっては1979年(昭和54年)に発売されたシングル「風を感じて」以来、久々にチャートインした楽曲となりました。
世間的にはそんなに売れていないのかもしれないけれど、このアルバム「愛の世代の前に」は、個人的にはめっちゃ聴いたし、良い曲がいっぱい詰まった名盤だと思うよ。
アルバム「愛の世代の前に」の収録曲ですが、
A面
1. 愛の世代の前に
2. モダンガール
3. 愛という名のもとに
4. 独立記念日
5. 陽のあたる場所
B面
1. 土曜の夜と日曜の朝
2. ラストショー
3. センチメンタルクリスマス
4. 悲しみは雪のように
5. 防波堤の上
という内容でした。私は、A面2曲めの「モダンガール」が好きでしたね。
それから「悲しみは雪のように」は後年、大ヒットしますが、このアルバムが出た当時はそこまで話題にはならなかったんですよね。ただ、当時から個人的には、良い曲だなとは思っていました。
アルバムの表題曲「愛の世代の前に」もすごく良い曲というか、ノリの良い曲だよね。「ON THE ROAD ’82」でも最初に演奏してたもんね。
「愛の世代の前に」も物凄くインパクトがある曲ですよね。一度、聞いたら耳に残る感じの曲で、私も好きでしたね。
「愛の世代の前に」ですが、発売当時はそこまで売れなかったようです。しかし、1992年(平成4年)にテレビドラマ「愛という名のもとに」の主題歌として「悲しみは雪のように」が大ヒットしたことで、「愛の世代の前に」もリバイバルヒットしています。オリコンランキングでは、最高2位を獲得、レコードとCDの累計で90万枚近くを売上げました。
それでは、浜田省吾さんの「ラストショー」「愛の世代の前に」の2曲をどうぞ!