あの素晴しい愛をもう一度(加藤和彦と北山修) 1971年(昭和46年)

「あの素晴しい愛をもう一度」は、1971年(昭和46年)4月5日に北山修さんと加藤和彦さんが連名で発表した楽曲です。作詞:北山修さん、作曲:加藤和彦さん、編曲:葵まさひこさんとなっています。

これは有名だよね!
「いの~ちかけてと~、ちかった日から~♪」てな感じだよね。

ちなみに、「素晴らしい」ではなくて、「素晴しい」が正しい表記のようです。

なるほど~

もともとは、シモンズのデビュー曲として「あの素晴しい愛をもう一度」が予定されていたそうなのですが、北山修さんと加藤和彦さんが唄うことに決まったため、急遽シモンズのデビュー曲は「恋人もいないのに」になったのだそうです。

曲を作ったら、イケてる感じだったので、作ったお二人が歌っちゃったってことなんだね。ちょっとシモンズのお二人が可哀そう…

大丈夫です!安心してください!
シモンズのデビュー曲「恋人もいないのに」ですが、60万枚を超える大ヒットとなり、1971年の第13回日本レコード大賞では新人賞を受賞しています。

ほ~、それはそれで良かったね!

「あの素晴しい愛をもう一度」が作られたきっかけは、東芝音楽工業がフォークル(ザ・フォーク・クルセイダーズ)の再結成を図って北山修さんと加藤和彦さんの両人にはたらきかけたものであるとされているそうです。

そっか、二人とも「帰って来たヨッパライ」のザ・フォーク・クルセイダーズのメンバーだったんだね。

「あの素晴しい愛をもう一度」ですが、色々となアーチストがカバーしていますがか、中学校の音楽教科書に載ったこともあるんですよ。

まぁ、俺たちの時代じゃないことは間違いない!

様々な合唱用の編曲が存在し、2000年代に入っても合唱コンクールなどでは定番曲となっています。また、2002年・2003年の「FNS27時間テレビ みんなのうた」のテーマ曲にも使用されたりもしています。

後世に残る名曲であることは間違いないよね。



1971年(昭和46年)出来事

  • 「仮面ライダー」放映開始
  • ザ・タイガース解散
  • NHK総合テレビが全番組カラー化を実施
  • 第48代横綱・大鵬が引退
  • マクドナルド日本第1号店が銀座にオープン
  • 阪神の江夏がオールスターゲームで9連続奪三振
  • シカゴ、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリンなどが初の日本公演

1971年(昭和46年)新商品・ヒット商品

  • アメリカンクラッカー(アサヒ玩具)
  • スマイルバッジ(サンスター文具)
  • マウスペット(ライオン歯磨)
  • カップヌードル(日清食品)
  • 小枝チョコレート(森永製菓)
  • チェルシー(明治製菓)
  • リッツ(ヤマザキ・ナビスコ)
  • キャラメルコーン(東鳩)
  • 明治ブルガリアヨーグルト(明治乳業)

1971年(昭和46年)流行語

  • アンノン族(雑誌「anan」「non-no」から)
  • 脱サラ
  • ニアミス
  • ヘンシン (仮面ライダーの真似)

1971年(昭和46年)ベストセラー

  • 二十歳の原点(高野悦子)
  • ラブ・ストーリィ(E・シーガル)
  • 戦争を知らない子供たち(北山修)
  • 誰のために愛するか(曾野綾子)

1971年(昭和46年)ヒット曲

  • わたしの城下町(小柳ルミ子)
  • 知床旅情(加藤登紀子)
  • また逢う日まで(尾崎紀世彦)
  • 傷だらけの人生(鶴田浩二)
  • よこはま・たそがれ(五木ひろし)
  • 花嫁(はしだのりひことクライマックス)
  • 雨のバラード(湯原昌幸)
  • さらば恋人(堺正章)
  • イマジン(ジョン・レノン)
  • メロディ・フェア(ビージーズ)
  • マギー・メイ(ロッド・スチュワート)

1971年(昭和46年)映画

  • 男はつらいよ 寅次郎恋歌
  • ある愛の歌
  • エルビス・オン・ステージ
  • 栄光のル・マン
  • 小さいな恋のメロディ
  • トラ・トラ・トラ
  • アラビアのロレンス

1971年(昭和46年)アニメ

  • 天才バカボン
  • ルパン三世
  • 国松さまのお通りだい
  • ふしぎなメルモ
  • アパッチ野球軍
  • アンデルセン物語

1971年(昭和46年)のヒット曲ランキング

  1. わたしの城下町 小柳ルミ子
  2. 知床旅情 加藤登紀子
  3. また逢う日まで 尾崎紀世彦
  4. 傷だらけの人生 鶴田浩二
  5. ナオミの夢 ヘドバとダビデ
  6. よこはま・たそがれ 五木ひろし
  7. 花嫁 はしだのりひことクライマックス
  8. 雨のバラード 湯原昌幸
  9. 望郷 森進一
  10. さらば恋人 堺 正章