今回ご紹介する1985年(昭和60年)のヒット曲は、C-C-Bの「Romanticが止まらない」です。
「Romanticが止まらない」は、1985年(昭和60年)1月25日にリリースされたC-C-Bの3枚目のシングルです。作詞:松本隆さん、作曲:筒美京平さん、編曲:船山基紀さんとなっています。
C-C-Bの「Romanticが止まらない」もよく流行りましたよね。歌い出しは、「長いキスの途中で (Fu-Fu さりげなく) 、首飾りを外した (Fu-Fu 指さきで)、 友だちの領域から、はみだした君の青い ハイヒール♪」でしたよね。途中の「Fu-Fu」ってところがめっちゃ気になる曲でした。
C-C-Bの「Romanticが止まらない」ですが、テレビドラマ「毎度おさわがせします」の主題歌に使用されました。この影響もあり、オリコンランキングでは最高2位を獲得、レコード売上51.7万枚の大ヒットとなりました。
※画像は、毎度おさわがせします | 孤独のブログ様からお借りしました。
ドラマのオープニングで団地のママさんがダンスするんだよね。ドラマには、木村一八さんに中山美穂さん、それから、ライオネス飛鳥さんや長与千種さん、ダンプ松本さんといった全日本女子プロレスのレスラーも出演してたよね。
そうでしたね。それに、板東英二さんや高田純次さんなど、バラエティに富んだメンバーが出演していましたね。ドラマ自体は中高生の男子を中心に大ヒットし、平均視聴率20%を記録しています。最高視聴率は、第1シリーズの最終回で記録した26.3%となっています。
ドラマが20%以上の視聴率だと、やっぱり曲も売れるよね。
そうなんですよね。実は、この「毎度おさわがせします」の主題歌は、最初は、チェッカーズが歌う予定だったそうです。ただ、それが立ち消えて、次に上がったのが一世風靡セピアらしいです。ただ、一世風靡セピアと言えば硬派がウリなので、ドラマの内容とマッチしないということで、最終的にC-C-Bを抜擢することになったそうですよ。
まぁ、確かにドラマの雰囲気には、一世風靡セピアは合わないよね。でも、それが結果的には、C-C-Bにはラッキーだったということだね。
結果的にヒットしたので良かったですが、この「Romanticが止まらない」がヒットしなかったらバンド解散は解散するという状況だったそうですよ。
物凄いプレッシャーだわ…
メインボーカルでドラムの笠浩二さんは、プレッシャーで胃痛や不眠に悩まされたそうです。
明るい曲調とは裏腹に、そんな苦労があったんだね。
それでは、C-C-Bの「Romanticが止まらない」をどうぞ!
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1985年(昭和60年)の出来事
- つくば万博 ’85開催
- 男女雇用機会均等法が成立
- 日本航空123便墜落事故
- 電電公社と日本専売公社が民営化
- 初の日本人宇宙飛行士誕生(土井隆雄さん、内藤千秋さん、毛利衛さん)
- NTTが「ショルダーフォン」を発売
- 任天堂「ファミコン」ブーム
- 阪神、21年ぶりセ・リーグ優勝
- 日本初のエイズ患者を認定
- 松田聖子と神田正輝が結婚
- 夏目雅子が急性骨髄性白血病により死去