ウルトラセブン　1967年（昭和42年）

「ウルトラセブン」は、1967年（昭和42年）10月1日から1968年9月8日までTBS系で放送された円谷プロダクション・TBS制作の特撮テレビドラマです（全49話）。

冒頭部分の「セブン」を連呼する歌詞が印象的な主題歌「ウルトラセブンの歌」は、作詞：東京一さん、作曲・編曲：冬木透さん、歌：みすず児童合唱団、ジ・エコーズのみなさんとなっています。

「ウルトラセブン」は、視聴率が30%台を超えることもありましたが、マスコミは、この時期、妖怪ブームとスポ根ブームを喧伝していて「もう怪獣モノは時代遅れ」の風潮が生まれていたこともあって、第36話「必殺の0.1秒」で視聴率16.8%を記録して以降は、17%から23%の間を行き来する状況となりました。

ただし、ウルトラセブン＝モロボシ・ダン隊員とアンヌ隊員の別れを描いた最終回（第49話）では、視聴率28.5%を記録しています。

出演者は、モロボシ・ダン隊員役が森次浩司さん、アンヌ隊員役が菱見百合子さんでした。

森次晃嗣さんは、1943年生まれ、北海道滝川市の出身です。1967年に、「ウルトラセブン」の主役オーディションに50名の中から選ばれ、モロボシ・ダン役を演じて少年ファンの人気を得ました。その後、現代劇から時代劇まで、テレビ作品、映画などに幅広く出演しています。

菱見百合子さんは、1947年生まれ、東京都中野区鷺宮の出身です。中野区立北中野中学校から藤村女子高等学校に入学、高校2年の終りの頃、東宝主催「ミス東京セニョリータ」の準ミスに選ばれたというご経歴を持たれています。