鉄腕アトム 1963年(昭和38年)

「鉄腕アトム」は、1963年(昭和38年)1月1日から1966年(昭和41年)12月31日までフジテレビ系列にて放送された日本初の30分テレビアニメです。

元旦から放送開始で、終了日は大晦日って、めっちゃレアな気がする…

鉄腕アトムと言えば、手塚治虫さんの代表作マンガのひとつでもあり世界的に有名ですね。米題は「ASTRO BOY(アストロ・ボーイ)」になります。

まぁ、世界的に有名だと言うことは知ってるよ。

このアニメ第1作は平均視聴率27.4%を記録しその後、世界各地でも放映されました。

平均視聴率27.4%って、凄いよね。日本人の4人に1人は見てたってことでしょ?

今のテレビの視聴率に比べると確かに凄いですよね。
「鉄腕アトム」ですが、実は、アニメ版の前に、実写版が1959年3月7日から1960年5月28日まで放送されました。その時の画像がこれです。

こ、これは酷すぎる…全然、アトムに見えないじゃん!

実写版を見た手塚治虫さんは「原作のイメージと、余りにもかけ離れてしまっている」として、不満を抱くこととなり、結果、このアニメ版の制作に繋がったということのようです。

まぁ、実写版が酷かったから、俺らはアニメ版を見ることができたとも言える。

ポジティブシンキングですねw

ところで、アニメ版で使われるテーマソング「鉄腕アトム(アトムマーチ)」ですが、作曲は高井達雄さん、作詞は谷川俊太郎さんとなっています。

アトムと言えば、この曲ですよね。
あれって、マーチなんだね。

「鉄腕アトム(アトムマーチ)」は、数多くカバーされているのですが、大学野球では、東京大学や同志社大学、高校野球では横浜高校や横浜商などの演奏が有名なんだそうですよ。また、プロ野球においても大石大二郎さん、田尾安志さんの応援歌として使用されそうです。

江川選手のオールスターでの9者連続三振を阻止した大石大二郎さんと、元楽天の監督だった田尾安志さんね!

ところで「鉄腕アトム(アトムマーチ)」の歌詞に出てくる「10万馬力」ってどれぐらいのパワーだと思いますか?

う~ん、まぁ、馬10万頭ってことだよね…

実際は、馬の最大馬力は1馬力よりも大きく、競走馬などでは3馬力ほどなのだそうです。

へ~、実際はもう少しパワーがあるってことね。

身近なものだと、原付バイクは4.5〜7.5馬力、普通自動車は60~300馬力くらい、F1カーともなると900馬力台の出力があるそうですよ。

それでも、10万馬力には程遠いよね。

車両を12両も引いて300km/hという速度を出す新幹線が、約23,000馬力、
飛行機が、約10,000~70,000馬力、ガンダムが65,000馬力なんだそうですよ。

一番小さいアトムが、一番パワーがあるじゃん!
ってか、オーバースペックじゃないの?

1963年(昭和38年)のアニメ「鉄腕アトム」

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1963年(昭和38年)のヒット曲ランキング

順位曲 名歌手名
1位こんにちは赤ちゃん梓みちよ
2位見上げてごらん夜の星を坂本九
3位高校三年生舟木一夫
4位長崎の女春日八郎
5位ホンダラ行進曲ハナ肇とクレージーキャッツ
6位東京五輪音頭三波春夫
7位若い季節ザ・ピーナッツ
8位学園広場舟木一夫
9位男船井沢八郎
10位みんな名もなく貧しいけれど三田明