コメットさん 1967年(昭和42年)
「コメットさん」という名前を聞いて、胸がキュンとなるのは私だけでしょうか?あのキラキラした衣装、魔法のステッキ、そして何よりも九重佑三子さんの笑顔!1967年(昭和42年)といえば、日本が高度経済成長をひた走っていた時代。テレビが一家に一台普及し、家族みんなで同じ番組を見るのが当たり前だった頃です。そんな時代に、お茶の間の人気を独り占めにしたのが、この「コメットさん」でした。
あの頃、子どもだった皆さんはも��ろん、お父さんお母さんも、毎週楽しみにしていたのではないでしょうか?今回は、そんな懐かしい「コメットさん」の魅力に、どっぷりと浸ってみたいと思います。
彗星のように現れた、明るいコメットさん
「コメットさん」は、1967年(昭和42年)7月3日から1968年12月30日まで、TBS系列のブラザー劇場で放送された特撮テレビドラマです。全79話、制作は国際放映。主演は、当時人気絶頂だった九重佑三子さん。宇宙からやってきたお手伝いさんという設定で、毎回ドタバタ騒動を巻き起こしながらも、持ち前の明るさと優しさで人々の心を癒していくストーリーでした。
九重佑三子さんの可愛らしさはもちろん、個性的な脇役たちも番組の大きな魅力でした。特に、お婆さん役の小林昭二さん(後の仮面ライダーのおやっさん!)や、いたずらっ子の弟役を演じた蔵忠芳さん(後の『太陽にほえろ!』の井川刑事!)など、今思えば豪華なキャストが揃っていましたね。
初期はモノクロ放送でしたが、第20話からはカラー放送となり、より一層華やかになりました。当時、カラーテレビを持っている家庭はまだ少なかったので、カラー放送になった時の感動はひとしおだったのではないでしょうか。
「コメットさん」誕生の背景
1960年代後半は、テレビドラマが多様化し、様々なジャンルの作品が生まれてきた時代です。特に、特撮ドラマは子どもたちを中心に大人気となり、「ウルトラマン」や「仮面の忍者赤影」など、今も語り継がれる名作が数多く誕生しました。「コメットさん」も、そんな時代を背景に生まれた作品の一つです。
ブラザー工業(当時はブラザーミシン販売)の一社提供という点も、当時としては珍しい形態でした。番組の冒頭には、ブラザーミシンのCMが流れ、九重佑三子さんがミシンを操作する姿が印象的でした。
この番組の企画は、当初は海外ドラマのリメイクとして検討されていたそうですが、最終的にはオリジナルのストーリーで制作され��ことになりました。宇宙から来たお手伝いさんという斬新な設定は、当時の子どもたちの心を掴み、大ヒットにつながりました。
主題歌「コメットさん」の魅力
「コメットさん」の主題歌は、作詞を寺山修司さん、作曲を湯浅譲二さん、歌を九重佑三子さんが担当しています。寺山修司さんといえば、演劇や映画など、様々な分野で活躍した鬼才。その寺山さんが作詞を手がけたというだけでも、この曲の異質さが伝わってくるのではないでしょうか。
湯浅譲二さんの作曲も、どこか懐かしいメロディーでありながら、不思議な浮遊感があり、ドラマの世界観にぴったりでした。そして何よりも、九重佑三子さんの歌声が、コメットさんの明るさや優しさを表現していて、聴いているだけで元気をもらえました。
レコードの売上枚数などの正確なデータは見つかりませんでしたが、当時の人気ぶりから考えると、相当な枚数が売れたのではないでしょうか。今でも、カラオケで歌う人がいるほど、愛され続けている曲です。
YouTube: コメットさん フルMV
なぜ「コメットさん」は愛されるのか?
「コメットさん」が愛される理由は、いくつか考えられます。
- 九重佑三子さんの魅力: 何と言っても、九重佑三子さんの明るさと可愛らしさが一番の魅力でしょう。コメットさんの衣装も、当時の流行を取り入れた斬新なデザインで、子どもたちの憧れの的でした。
- 心温まるストーリー: 毎回、ドタバタ騒動が起こるものの、最後は必ずハッピーエンドで終わるストーリーは、子どもたちに安心感を与えました。また、コメットさんの優しさや思いやりを通して、大切なことを学ぶことができました。
- 個性的な脇役たち: 小林昭二さんや蔵忠芳さんをはじめ、個性的な脇役たちが番組を盛り上げました。特に、お婆さん役の小林昭二さんのコミカルな演技は、子どもたちに大人気でした。
- 時代背景: 高度経済成長期という時代背景も、「コメットさん」の人気を後押ししました。テレビが普及し、家族みんなで同じ番組を見る機会が増えたことで、「コメットさん」は国民的な人気番組となりました。
メキシコでの人気
「コメットさん」は、日本以上にメキシコで根強い人気を誇っています。メキシコでは、1970年代に「Cometita」というタイトルで放送され、子どもたちを中心に大人気となりました。
なぜメキシコで人気が出たのか、その理由は定かではありませんが、いくつかの説があります。
- 異文化への憧れ: 当時のメキシコでは、日本の文化に対する憧れが強く、「コメットさん」の異国情緒あふれる世界観が受け入れられた。
- 普遍的なテーマ: コメットさんの優しさや思いやりといった普遍的なテーマが、メキシコの人々の心に響いた。
- 偶然のタイミング: 放送されたタイミングが良く、たまたまメキシコの子どもたちの間でブームになった。
いずれにしても、「コメットさん」がメキシコで愛されていることは事実で��り、九重佑三子さんは「メキシコで最も有名な日本人」と言われるほどです。
九重佑三子さんの現在
九重佑三子さんは、1946年生まれ、東京都台東区上野桜木出身です。歌手の田辺靖雄さんとご結婚され、長男はミュージシャンの田辺晋太郎さんです。
現在も、テレビや舞台などで活躍されています。2017年には、「コメットさん」放送開始50周年を記念したイベントに出演され、当時のファンを大いに喜ばせました。
1967年(昭和42年)ヒット曲
| 順位 | 曲名 | 歌手 |
|---|---|---|
| 1 | ブルー・シャトウ | ジャッキー吉川とブルー・コメッツ |
| 2 | 小さなスナック | パープル・シャドウズ |
| 3 | 夕陽が泣いている | ザ・スパイダース |
| 4 | 恋のハレルヤ | 黛ジュン |
| 5 | 真夜中のギター | 千賀かほる |
| 6 | 世界は二人のために | 佐良直美 |
| 7 | 帰って来たヨッパライ | ザ・フォーク・クルセダーズ |
| 8 | 花の首飾り | ザ・タイガース |
| 9 | 亜麻色の髪の乙女 | ヴィレッジ・シンガーズ |
| 10 | 好きさ好きさ好きさ | ザ・カーナビーツ |
よくある質問(FAQ)
Q: 「コメットさん」の再放送はありますか?
A: 現在、地上波での再放送はほとんどありませんが、CS放送や動画配信サービスなどで視聴できる場合があります。
Q: 「コメットさん」のDVDはありますか?
A: DVD-BOXが発売されています。Amazonや楽天ブックスなどで購入できます。
Q: 「コメットさん」の舞台はどこですか?
A: 東京都内の住宅地が主な舞台となっています。具体的な場所は特定されていません。
温かいまとめ
「コメットさん」は、私たちにたくさんの笑顔と感���を与えてくれた、忘れられないテレビドラマです。九重佑三子さんの可愛らしさ、心温まるストーリー、個性的な脇役たち、そして何よりも、あの頃の懐かしい思い出が、私たちの心を温かくしてくれます。
もし、機会があれば、ぜひもう一度「コメットさん」を見てみてください。きっと、子どもの頃の気持ちに戻って、楽しむことができるはずです。そして、あの頃の思い出を、大切な人と語り合ってみてください。きっと、素敵な時間になることでしょう。
「コメットさん」は、私たちにとって、いつまでも色褪せない、大切な宝物です。
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